くらし 一人一人が備えてこ! 防災UP!鳥羽 Vol.144

■6月1日~30日は、土砂災害防止月間です
国では、土砂災害の防止と被害の軽減を目的に、昭和58年から6月を「土砂災害防止月間」と定めています。地球温暖化に伴う気候変動によって、大雨の頻度が増加する可能性が高くなってきており、土砂災害の増加・激化が懸念されています。
市では、台風や集中豪雨などによる土石流・がけ崩れ・地すべりなどが発生した場合に被害がおよぶ恐れのある区域を示した土砂災害ハザードマップと、河川の氾濫による浸水や家屋が倒壊する恐れがある区域を示した洪水ハザードマップを合わせた「鳥羽市土砂災害・洪水ハザードマップ」を作成・公表しています。このマップを活用し、改めて危険な場所・避難経路・緊急時の避難場所を確認し、いざという時に適切かつ迅速な行動がとれるように確認しておきましょう。
また、気象庁では「土砂キキクル」(土砂災害の危険度分布)で災害発生に対する警戒を呼びかけています。危険度は黄➡赤➡紫➡黒の順に高くなり、地域に迫る危険が一目で確認することができます。

土砂災害から命を守るために➡豪雨になる前に早めの避難行動を

・がけ下や渓流沿いなどに住んでいるかたは、大雨警報や土砂災害警戒情報が発表されたら、早めに避難所などの安全な場所に避難しましょう。
・夜間に大雨が予想されるときは、暗くなる前に避難することが重要です。
・市が発令する避難情報に注意して、警戒レベル3(高齢者等避難)が発令されたら、高齢者など避難に時間を要するかたは、移動時間などを考えて早めの行動を心がけましょう。
・警戒レベル4(避難指示)が発令されたら、全員安全な場所に避難しましょう。

避難するときには…早めに、安全に水平移動緊急時垂直移動

×避難する=避難所へ行くこと
〇避難する=安全を確保する行動

問合せ:総務課防災危機管理室
【電話】25-1118