くらし 大人も子どもも考えよう 人権意識のアップデート

近年、子どもたちは、SNSやインターネット上の動画から差別につながる言葉を知り、言葉の意味やその表現が与える当事者の心の痛みに思い至らず、会話の中で使ってしまうということがあります。
このような実態をふまえ、子どもたちが使う言葉の問題についてさまざまな取組を行っています。

■紀南地域内の学校での取組のひとこま
紀南地域のある中学校では全校集会を開いて差別用語について認識を深め「差別する言葉は使わない」「使っている人がいたら止めよう」と全校生徒で確認し合いました。
▽集会後の子どもたちの感想
・「思えばSNSなどで何度かこの言葉を見たことがありました。その時はなんの言葉か分からず、何とも思っていなかったのですが、そんなにひどい言葉だと聞いて驚きました。差別用語はあまり聞き馴染みもないし、自分とは関係のないことだなと思っていたのですが、嫌な気持ちになりました。こういう言葉を言っている人がいれば止めたいし、自分も絶対に言わないようにしたいです。」
・「差別用語をはじめて知りました。その意味を知ると、そんな言葉を平気で使う人がいることに怒りをおぼえました。言われた人の気持ちも考慮せず、そんな言葉を使うのは信じられません。」

私たちは、自分の話す言葉や内容が人にどのような影響を及ぼすか、どれくらい考えているでしょうか?
会話や文章表現のなかで、「それは、差別語や差別表現だから、言ってはいけない・使ってはいけない・削除するべきだ」というように指摘された時、納得がいかない場合は、かえって不満や反発が残り、人権啓発・教育の意図するものとは全く逆効果になってしまいます。
その言葉のもつ意味や使った意図が、侮辱や軽蔑するものではないか、当事者に不快感や心の痛みを伴うものではないかということに思いが至っているかどうかが問われます。
言葉や表現は、人間関係を築くためのものであり、感性を磨くことが大切です。
普段の会話の中で、無意識に使っている言葉や行動を、見つめ直してみませんか。

問合せ:市民保険課生活安全相談係
【電話】市役所内線133