- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県熊野市
- 広報紙名 : 広報くまの 令和7年5月号 No.236
このページでは、「保健・医療・福祉の充実、教育文化の振興、生活環境の整備、まちづくりの進め方」の事業の一部を紹介します。
■子育て支援(保健・医療・福祉の充実)
▽新入園児準備用品購入支援事業(新規488万7千円)
子育て家庭の負担を軽減するため、新入園の際に必要となる準備用品の購入費として、児童一人あたり3万円を支給します。
▽子育て応援教材費支援事業(新規1,071万円)
子育て家庭の負担を軽減するため、小・中学校の児童生徒が授業で使用する教材費の一部を補助します。
▽3歳未満児おむつ用品支給事業(976万6千円)
3歳未満の保育所に通う園児を対象に、保育所で利用するおむつやおしりふきについて、市が定額利用サービスに加入し、費用を全額負担します。
また、3歳未満の未入園児には、子育て支援センターでおむつなどを支給するとともに育児相談を行います。なお、子育て支援センターへの来所が困難な家庭へは戸別訪問で支給し、育児相談を行います。
▽放課後児童対策事業(6,526万4千円)
保護者が仕事などにより昼間家庭にいない小学校の児童に対し、授業の終了後に施設を利用して、適切な遊び及び生活の場を提供して健全育成を図っている「くまのっ子学童クラブ」の運営費を支援します。
■高齢者福祉(保健・医療・福祉の充実)
▽地域のしゃべり場創出試行事業(新規145万5千円)
高齢者を中心に、こどもや障がいを持つ人など誰もが気軽に立ち寄り、楽しめる場を試験的に設け、外出機会の創出と交流の場を創出することにより、孤立およびひきこもりの解消を図ります。
▽終身サポート調査検討事業(新規5万9千円)
終身サポートに関する事業の可能性を検討するため、先行事例を訪問し、現状や課題などについて調査研究します。
▽ホームヘルパーによるごみ出し支援実験事業(新規18万8千円)
訪問介護事業所などのごみ出し支援を行うため、地形の高低差が大きく、高齢者のごみ出し支援のニーズの高い海岸部において、通常の収集日に限らずごみが出せる専用の収集ボックスを実験的に設置します。
■健康づくり(保健・医療・福祉の充実)
▽予防接種事業(新規1億1,414万9千円)
予防接種法に基づき、ロタ、BCG、ヒブ、小児肺炎球菌、B型肝炎、二~五種混合、日本脳炎、子宮頸がん、高齢者向けのインフルエンザ、コロナウイルスなどの予防接種を行います。令和7年度からは、帯状疱疹の予防接種が新たに加わります。
■教育・文化の振興
▽地域スポーツ活動体制整備事業(新規688万5千円)
中学生の健全育成や経験豊かな指導者の指導により、競技力向上を図るため、関係機関による検討会議を開催するとともに、一部の競技における地域移行に着手します。
▽藤堂高虎公ゆかりの地「熊野市」PR事業(新規481万8千円)
令和6年度に開催した「高虎サミットin熊野」を契機に、市民の戦国武将・藤堂高虎ゆかりの地に対する理解を深めるとともに、全国にその魅力を発信します。
▽市民会館天井改修事業(9,810万円)
利用者の安全確保のため、市民会館ホールの天井を改修します。
■生活環境の整備
▽避難所運営ボランティア養成事業(新規12万円)
大規模災害発生時には、指定避難所や福祉避難所をはじめ、自主避難所が開設されることが予想され、避難所運営に携わる人材が不足する恐れがあるため、地域の避難所運営ボランティアを養成する講座を開催します。
▽防火水槽補強改修事業(新規1,370万円)
大規模災害発生時の水道管網の破断などの不測の事態に備え、木造建築物が密集し、火災が広範囲になる恐れの高い地域に設置されている地下式防火水槽の補強改修を行います。
▽プラスチック類休日夜間対応ステーション設置事業(新規16万8千円)
資源ごみとして収集を開始している廃プラスチック類の収集日が限られているため、休日夜間でも受け入れ可能なごみステーションを有馬不燃物処分場の入口付近に設けることで、焼却ごみの削減とともに更なる資源化を図ります。
▽電線共同溝整備事業(1億8,555万5千円)
市街地の防災力向上及び活性化を図るため、記念通り商店街の無電柱化や熊野市駅前周辺道路のカラー舗装などの整備を実施します。
■まちづくりの進め方
▽基幹業務システム標準化事業(新規1億8,674万3千円)
国が標準化の対象とすべき業務を定め構築するクラウド環境(ガバメントクラウド)へ、市の基幹業務システム(住民情報、税情報、福祉関係情報など)を移行します。
▽市制20周年記念事業(新規152万7千円)
旧熊野市、旧紀和町の合併により新市を施行して20年を迎えるにあたり、市制の発展に多大な功績を残した人への表彰などを行う記念式典を開催します。