くらし ゴミトーク 第16回

■地域活性化起業人(バイオマス資源の循環)
令和7年10月より、「いなべG and Bエコヤード」にて刈草および剪(せん)定枝の受け入れが始まりました。バイオマス資源の内、刈草および剪定枝を市内で有効活用するにあたり、地域活性化起業人として活動している佐藤心さんに話を聞きました。

〇地域活性化起業人 佐藤心
〈活動内容〉
いなべ市の家庭から発生した刈草および剪定枝を、破砕機で処理し、堆肥用の原料とすることで余すことなく再生利用しています。今後は、製造した堆肥を、市民の皆さまや市内の企業で有効活用してもらえるような体制を確立していきます。
〈やりがい〉
この活動を通じて、さまざまな人とふれあい、地域とのつながりを再発見しています。また、生まれ育ったいなべ市で刈草および剪定枝を「ごみ」ではなく「資源」として利用することで、市内の環境整備にも貢献できているということが何よりのやりがいと感じています。地域活性化起業人として「緑のリサイクルの窓口」になれたことをうれしく思います。
〈起業人としての目的〉
私は、この活動の目的は大きく2つあると思います。
1.環境リサイクル活動として、いなべ市のゴミを減らす
2.受入れた刈草と剪定枝は燃やさず全量を再生利用する
エコロジーの関心がより高まるこれからの時代、CO2を削減し、環境に優しい街いなべ市になれることを目指します。

▽いなべG and Bエコヤード
場所:藤原町鼎367(農業公園内)
営業時間:8:30~16:30
定休日:日曜日
年末年始の営業や搬入方法など詳細はこちらから(本紙19ページにQRコードを掲載しています)

◎いなべ市ごみ分別アプリ配信中
ごみカレンダーやごみ分別辞典が利用できます。
(本紙19ページにQRコードを掲載しています)

問合せ:環境衛生課
【電話】86-7813