くらし 特集 ごみについて考えてみよう(1)

1年を締めくくる12月になりました。職場や仲の良い友達と忘年会を行ったり、大掃除をして新年を迎える準備をしたりする人も多いのではないでしょうか。そこで意識してほしいのが「ごみ」のこと。今回は「ごみ」について、みらい環境課職員に聞きました。

■一人ひとりの小さな積み重ねがカギ ごみはルールを守って正しく分別しよう
町では、いろいろなごみを分別して回収しています。特に多いのが、可燃ごみ・プラスチックごみ・不燃ごみ・資源ごみの4つです。大掃除や家で忘年会などを行うと、普段以上にごみが出てしまいます。できる限り不要なごみを出さないようにすることはもちろんですが、ルールを守って分別することが何より大切です。
可燃ごみ・プラスチックごみ・不燃ごみは、朝8時までに指定の場所へ出しましょう。カラスが多い地域では、必要に応じてネットなどの対策をお願いします。また5月~令和8年3月にかけて、ごみ収集の経路や方法の見直しをしています。収集時刻が日々変動しますが、ご理解とご協力をお願いします。
空き缶や空き瓶、ペットボトルなどの資源ごみは、きちんと分別して出すことで、リサイクルができます。ごみの減量や資源の循環は、一人ひとりの小さな積み重ねが重要です。
次のページからは、ごみの分別などについて4つのポイントを紹介します。

●ごみの分別に迷ったら
○町ホームページ「ごみの出し方を検索する」
町ホームページでごみの「分別」や「収集日」を検索できます。

○ごみの出し方ハンドブック
みらい環境課・笹尾連絡所窓口で配布しています。また、町ホームページからもダウンロードできます。

■POINT1 空き缶やペットボトルは大切な資源です!
空き缶(スチール缶・アルミ缶)やペットボトルは、大切な資源になります。資源ごみとして出しましょう。
空き缶やペットボトルは「地域の資源ごみ収集場所」や「資源ごみストックヤード」で回収しています。

・空き缶
中身をカラにして、軽くゆすぐ。
不燃ごみ指定袋には入れない!
※汚れが落ちない空き缶を除く

・ペットボトル
キャップとラベルは取り、中身をカラにして、軽くゆすぐ。
キャップとラベルはプラスチックごみへ。
本体はプラスチックごみ指定袋に入れない!

○地域の資源ごみ収集場所
地区によって収集日が決まっています。収集日にのみ、収集場所(公園、集会所、ごみ集積所横など)にネットが設置されます。
詳しい日程は、町民カレンダーをご覧ください。

●とっても便利! 資源ごみストックヤード
資源ごみストックヤードでは、空き缶や空き瓶、ペットボトルの他、さまざまなものを回収しています。
開館日時:水~日曜日 9:00~16:00
※月・火曜日、年末年始は休館日です。
場所:大木51-1(員弁川左岸)
回収品目:
・空き缶
・空き瓶
・ペットボトル
・蛍光灯
・乾電池
・スプレー缶
・廃食油
・小型家電製品
・モバイルバッテリー
・紙類(新聞・チラシ、雑誌、ダンボール、雑紙、牛乳パック)
・布類(セーター、作業着、シャツ、ジャンパーなど)

○迂回にご協力ください
6月25日に発生した町道北大社539号線の崩落による通行止めのため、当面の間は大社橋北詰から資源ごみストックヤードへは行けません。いなべ市側、大泉橋北詰からの迂回にご協力ください。
ご迷惑をおかけしますが、ご理解をお願いいたします。
※詳しくは本紙をご覧ください。

■POINT2 リチウムイオン電池の捨て方に注意しよう!
最近問題となっているごみとして、充電式小型家電やモバイルバッテリー、バッテリーパックがあります。これらに内蔵されている「リチウムイオン電池」は便利な反面、捨て方を間違えると爆発する恐れがあり、大変危険です。
充電式小型家電やモバイルバッテリーなどは、可燃ごみや不燃ごみで捨てないでください。ごみ収集車内やごみ焼却施設で爆発し、大事故になることがあります。必ずルールを守りましょう。

○充電式小型家電(スマホ、携帯扇風機など)
内蔵充電池は無理して抜かず「小型家電」として捨てます。大きなものは、資源ごみストックヤードや最終処分場へ持ち込みます。小さなものは、役場みらい環境課窓口や笹尾連絡所でも捨てることができます。
ただし、バッテリーパックを取り外せる製品(バッテリーパック式充電掃除機など)は、バッテリーパックと本体を分別してください。

○バッテリーパック・モバイルバッテリー
資源ごみストックヤードの専用ボックスで回収しています。ただし、膨らんでいるバッテリーパックやモバイルバッテリーは、係員に手渡ししてください。
※11月から回収場所を集約しました。