子育て [ピックアップ]「東員町子どもの権利条例」が制定10周年を迎えました

町では平成27年に「みんなと一歩ずつ未来に向かっていく東員町子どもの権利条例」を制定し、今年で10周年を迎えます。条例では、子どもの権利のことをみんなで考えてもらうきっかけにしてほしいという願いを込めて、毎年11月20日を「とういん子どもの権利の日」と定めています。この時期に幼稚園・保育園・小学校・中学校では「子どもの権利」について学習しています。

■大きく分けて6つの権利を守るように定めています。
○愛される権利
ひとりの人間として尊重され、愛されること。
ありのままの自分を受け入れてもらえること。

○守られる権利
健康に生活ができ、あらゆる暴力や犯罪から心身ともに守られること。

○自分らしく生きる権利
自分を大切にし、自分らしく生きること。
自分に自信をもって生きること。

○育つ権利
子どもが子どもらしく育つために、遊びや学び、休息を保証されること。

○ともに生きる権利
性別・年齢・国籍・文化などが異なる人たちとのふれ合いや子ども同士・子どもと大人が支え合い、助け合う関係が大切にされること。

○意見を表明し参加する権利
自分の意見や考えを表明する機会が与えられること。
表明した意見や考えが尊重されること。

絵本で学ぶ子どもの権利 親子で読もう!
ようこそ こどものけんりのほん
えがしらみちこ//著

■子どもが毎日を安心して過ごせるように、大人ができることは?
○子どものがんばりをしっかり褒めよう
子どもは褒められると、やる気が育ちます。
うまくいかなくても、挑戦や努力したところを見つけ、具体的に褒めましょう。

○子どもが安心できる環境をつくろう
安心できる環境があると、子どもはのびのび挑戦できます。大人がそばで見守ることが、大きな支えになります。

○子どもの気持ちをしっかり聴こう
気持ちを伝える力は、大人になっても大切です。
安心して話せるよう、大人は子どもの声に耳を傾けましょう。

○失敗したときはそっと支えよう
子どもは経験から、ルールや気持ちの伝え方を学びます。うまくいかないときは、そっと支えてあげましょう。

問合せ:子ども家庭課
【電話】86-2872