子育て わたしの一冊 夏休みによんでほしい一冊

■川越南小学校校長 萩原俊一
『おまえうまそうだな』宮西達也/著(ポプラ社)
人々の生活に豊かさやゆとりを与えてくれるはずのICTやSNSの普及は、かえって人々の暮らしを忙しくさせているようにも感じます。そんな時代だからこそ、デジタルから離れ、工作や料理にチャレンジしたり、仲間との会話を楽しんだり、おうちで本を読んだりする時間もよいのではないでしょうか。
小学校からは、ほっこり心が温まる親子で読んでほしいおすすめの絵本を紹介します。
15分でいいのでスマホの電源を切って、ぜひ読書の時間を楽しんでください。

■川越中学校校長 西尾雅紀
『社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった』香取貴信/著(あさ出版)
みんなの大好きなディズニーランド。そのディズニーでキャストとして働いていたときのエピソードがつづられています。この本との出会いは、30年くらい前です。すでに働いて(=先生をして)いました。この本をきっかけに、「働く」ことは、自分自身にとってどういう意味を持つのか…改めて考える機会となりました。同時に、ディズニーの裏側を知ることができ、とても楽しく読んだことを覚えています。
川越中学校の2年生では「職場体験学習」を実施します。この本や体験を通して、「働く」ことの意味について考えるきっかけになればと思います。