くらし まちの話題

■大淀祇園祭と花火大会を開催
7月25・26日の両日、伝統行事「大淀祇園祭」と花火大会が開催されました。25日には東区で「山車の曳き回し」が行われ、26日の午前にはスポーツ少年団などの子どもたちによる「子どもみこし」、午後には三世古・山大淀で「山車の曳き回し」や、大淀漁港で山車を2艘の船に乗せる「海上渡御」が行われました。
夜は花火大会が行われました。約7000発の花火が打ち上げられて、露店も立ち並び、訪れた皆さんが楽しんでいました。
明和町内外から2日間で約2万5千人が訪れ、多くの人で賑わいを見せました。

■桑名三重信用金庫から備品を寄贈
桑名三重信用金庫から創立100周年記念事業の一環として、明和町に学校備品を寄贈いただきました。
7月30日、同信金の都築進理事、長澤秀樹明和支店長らが訪れ、町長と教育長に目録を手渡す寄贈式を行いました。この日は式途中で、ロシア・カムチャツカ半島付近の地震による津波注意報が発表されたため、式は途中で中止としました。
寄贈いただいた三角スツール4台は令和8年4月に開校する明和北小学校のメディアセンター(図書室)に設置する予定です。ありがとうございました。

■大規模災害時の通行ルート確保へ「道路啓開」訓練生成AI活用で想定外の被災も迅速に復旧
町は8月3日、大規模災害が発生し道路の通行ができなくなった場合に、重機などで復旧作業を行い緊急車両の通行ルートを確保する「道路啓開」訓練を行いました。
この訓練では、生成AIを訓練の進行役として活用。大規模地震の発生を想定し、AIが作りだした想定されていない災害状況を、通信と映像でリアルタイムに把握しました。職員にさまざまな条件を与えることで、最適な復旧作業を柔軟に行える仕組みを確認しました。
実際の訓練では、AIが設定した大規模地震による国道23号線の行部(ゆくべ9地区に路面隆起と陥没が発生。さらに津波による建物の崩壊で大量の瓦礫が積み上がり通行不能になったと想定。被災状況の目視確認と復旧作業を担当する協定建築事業者が4班に分かれて道路状況の把握に向かいました。
災害対策本部は現場からの画像やビジネスチャットなどの情報を共有し、迂回ルートの確保や道路の復旧作業などを指示し、国土交通省中部地方整備局紀勢国道事務所に必要な情報を提供し、ドローンやヘリコプターによる上空からの情報収集を要請しました。
町では生成AIを活用した災害対策訓練の有用性や課題を確認し、今後の災害対策に役立てていく方針です。

■ALTにハドソン氏が就任
町のALT(外国語指導助手)にアメリカミズーリ州出身のリンジー・グレイス・ハドソンさんが就任しました。ハドソンさんは米カンザスシティ美術大学を今年5月に卒業しました。
アニメや漫画を通して日本に興味を持ち、大学では江戸時代の美術について研究しました。趣味はジャズを聴くことで、ジャズバンドに所属してアルトサックスの演奏もしていました。
9月から上御糸小学校、明星小学校、各こども園で子どもたちに英語の楽しさに加えて、アメリカの文化など異文化も紹介していきます。