くらし ～いざという時に役に立つ防災情報～

◆いざというときの安心セット　必ず準備しよう「非常用持出袋」
災害発生時、避難する際に持ち出す「非常用持出袋」は準備していますか。
大規模災害時に支援物資などが届き始めるのは、発災後3〜7日程度と言われているので、各家庭で食料や水など1週間分の備えをしておいてください。
非常用持出袋は、発災直後など、緊急性を要する場合にすぐに持ち出さないといけないので入れるものに優先順位を付け、食料や水は1日程度の分量を入れ、残りの備えは2次避難時に持ち出すのが最適です。

◇非常用持出袋の中身
非常用持出袋の中身は、重要度に応じて優先順位をつけましょう。
例えば、「(1)絶対に入れる(生命維持のために必要)」、「(2)なるべく入れる(避難所で1日生活するために必要)」のように考えるとわかりやすく、整理しやすくなります。

(1)絶対に入れる
飲料水(2L程度)、食料品(3食分)、救急セット(絆創膏(ばんそうこう)や消毒薬)、常備薬、自分に必要なもの(現金、免許証や健康保険証などのコピー、コンタクトレンズ)など
※アルファ米などを作る際に水が必要な場合は、飲料水とは別に必要分量の水を準備しましょう。

(2)なるべく入れる
携帯トイレ、ポータブル充電器、懐中電灯、防寒具(アルミブランケットなど)、衛生用品(歯ブラシ、タオル、スキンケアセットなど)、着替えなど

◇シミュレーションをしよう
避難する際に「重くて持っていけない」とならないよう、事前にシミュレーションを行いましょう。非常用持出袋を実際に背負い、避難経路を歩いたり走ったりしてみて、重い場合は、中身を減らしたり、入れ方を変えたりするなど工夫をしましょう。入れ方は、左図(本紙参照)のように重いものはリュックの上の背中側に、軽いものはリュックの下や外側に入れることがコツです。

◇防災対策課セレクト　非常用持出袋リスト一覧
・救急セット
・マスク
・歯ブラシ
・汗ふきシート
・簡易トイレ
・簡易ブランケット
・懐中電灯
・非常用ライト
・タオル
・雨具
・ハサミ
・軍手
・ロープ
・ウェットティッシュ
・電池
・アルミシート
・ライター
・キャンプ用鍋
・簡易五徳
・固形燃料
・スプーン
・フォーク
・水
・食料
・かばん(リュック)
・着替え
・折り畳みヘルメット
・ポータブル充電器
・スリッパ
・ジップロック　など

問合せ：役場防災対策課
【電話】33-0335