- 発行日 :
- 自治体名 : 滋賀県草津市
- 広報紙名 : 広報くさつ 令和7年12月号
市では毎年、予算の執行状況や決算について公表し、皆さんの納めた税金などがどのように使われているかをお知らせしています。市の財政を身近に感じてもらえるよう、令和6年度の決算概要や市の財政状況をまとめました。
※四捨五入の関係で、値が合わない場合があります
【令和6年度 決算状況】
◎昨年度のお金の使われ方を見てみようたび!
■一般会計
一般会計は、行政の基本的な経費を、市税などを主な財源として経理する会計です。
歳入から歳出を引いた5億4,436万円のうち、令和7年度に繰り越した事業の財源を除いた4億6,534万円が黒字額で、57年連続の黒字となりました。
◆歳入〔収入〕
総額:642億8,059万円
前年度比:51億9,985万円増(8.8%増)

市民1人当たりの市税負担:15.3万円
※市税(法人などを除く)を人口140,493人(3月31日時点)で割って算出
《用語の解説》
市税:市に納められる税金
国庫支出金:市が行う特定の事業に対して国が支出するお金
県支出金:市が行う特定の事業に対して県が支出するお金
市債:多額の費用が必要な場合などに行う市の借入金
地方交付税:市の財政状況に応じて国から交付されるお金
自主財源:市が自主的に収入できるお金
依存財源:国や県によって定められた額の交付金
◇市債(長期借入金)
主に道路や学校、下水道など、長期間使用する施設を整備するときの財源の一部にします。令和6年度は、大規模事業の実施に伴い、昨年を上回る借入を行っています。
〈市債残高の推移〉

〈市債残高(591.1億円)の内訳〉

◇基金
特定の事業を行ったり、財源が不足したりするときに使います。
昨年度比:1.5億円増
現在高:214億8,043万円
・財政調整基金 70億1,696万円
・減債基金 49億8,463万円
・まちづくり基盤整備基金 44億8,741万円
など11基金
◇財産
公有財産:
・土地 177.8万平方メートル
・建物 延べ床面積40.4万平方メートル
・有価証券 2,831万円
・出資金(特定の協会や公社などへの出資金) 16億9,070万円
◆歳出〔支出〕
総額:637億3,623万円
前年度比:52億8,966万円増(9.1%増)
◎市民1人当たりのサービス額は45.4万円たび!
※歳出総額を人口140,493人(3月31日時点)で割って算出
歳出を2つの観点から分類!
◇目的別分類
歳出を福祉や公共施設整備、教育のためなど、行政目的の観点から分類

◇性質別分類
歳出を経済的性質の観点から分類。どのような経費がかかっているかや、必要経費(義務的経費)はどのくらいあるかなど、予算の弾力性や行政運営経費の内容

