- 発行日 :
- 自治体名 : 滋賀県草津市
- 広報紙名 : 広報くさつ 令和7年12月号
■介護保険サービスの利用状況
介護保険サービスを利用した費用の1割を利用者が負担し、残り9割は、保険から給付されます(一定所得以上の利用者は2割または3割を負担し、残りの8割または7割は保険から給付)。
令和6年度の保険給付費は、93億4,513万円でした。
■要介護認定の状況(今年3月末時点)
第1号被保険者(65歳以上)は3万1,508人で、前年より148人(0・47%)増加しました。要介護認定者は年々増加傾向にあり、6,060人(第2号被保険者(40~64歳)の100人を含む)で、前年より205人(3・5%)増加となっています。
また、認定率(65歳以上の人に占める認定者の割合)は、19・2%となっていますが、75歳以上の後期高齢者では29・8%と、約3人に1人が要介護認定を受けています。
■介護保険の財政状況
令和6年度の介護保険の財政状況は、歳入の102億5,873万円に対して、歳出が101億5,235万円となり、1億638万円の黒字となりました。
決算は黒字となりましたが、今後も介護給付費の増加が見込まれます。被保険者一人一人が介護予防に努め、介護が必要になったときに安心してサービスを利用できるよう、これからも適切な運営を行います。
《参考》
40歳以上の人が納める介護保険料と公費(国・県・市)で、介護(予防)などの保険給付を行いました(市の特別給付を除く)。
※国の負担金の一部(5%)の割合は、75歳以上の人口割合などの状況により、第1号被保険者保険料の割合と調整されています(令和6年は国1.5%、第1号保険料3.5%)
◆要介護認定者数(各年度末時点の数値)

◆介護保険の財源構成

◆令和6年度財政状況
◇歳入
第1号被保険者介護保険料:25億7,847万円
国庫支出金:19億4,907万円
介護給付費交付金(支払基金):25億7,150万円
県支出金:13億5,537万円
一般会計繰入金:16億6,567万円
基金繰入金:2,353万円
繰越金:1億1,374万円
その他の収入:138万円
合計:102億5,873万円
◇歳出
総務費:2億7,503万円
保険給付費:93億4,513万円
特別給付費:9,692万円
地域支援事業:2億4,596万円
基金積立金:19万円
繰出金:9,179万円
その他の支出:9,733万円
合計:101億5,235万円
《用語の解説》
第1号被保険者介護保険料:65歳以上の人からの保険料収入
国庫支出金:国からの負担金や交付金など
介護給付費交付金:第2号被保険者(40~64歳)の保険料
県支出金:県からの負担金や交付金など
一般会計繰入金:一般会計から特別会計への繰入金
繰越金:翌年度への繰越財源
総務費:介護認定や保険料徴収のための費用など
保険給付費:介護サービス利用の保険給付
特別給付費:市独自の保険給付
地域支援事業:介護予防事業
基金積立金:基金への積立金
繰出金:一般会計への繰出金
問合せ:介護保険課(1階)
【電話】561-2369
【FAX】561-2480
