くらし 街かどフラッシュニュース

■まちの歴史を知ろう「守山ゼミ」
金森長近(かなもりながちか)公、蓮如上人(れんにょしょうにん)、二人の偉人をテーマに 金森町ゆかりの歴史を学び、まちの魅力を知る
市ボランティア観光ガイド協会主催で、金森町にちなんだ「金森長近公」「蓮如上人と寺内町金森」をテーマに行われました。1部では高山市出身で市内在住の青谷 正史(あおたにまさし)さんを講師に、初代高山城主である長近公のまちづくりと少年期を過ごした金森町の関わり、2部では寺内町金森と蓮如上人の歴史や史跡について、受講者は熱心に耳を傾けていました。
5月9日 市立図書館 多目的室

■わけあって絶滅しました。展
意外な絶滅理由の数々 佐川美術館で楽しく学べる生物史
5月6日まで開催された「わけあって絶滅しました。展」では、絶滅した動物の骨格標本などの展示物とユーモアに富んだ説明文が来場者を楽しませていました。さわれる展示やフォトスポット、大迫力の巨大展示など、見た人を楽しませる仕掛けがたくさん。来場者からは「おぉー」「すごい」と感動の声があがっていました。
4月25日 佐川美術館

■うの家で味噌(みそ)づくり
風情ある町家で和食の調味料 「おいしくなあれ」心込めて
和食に欠かせない調味料の味噌づくり講習会が開催されました。趣のある町家の風情の中、塩と糀(こうじ)の入ったボウルに、丁寧につぶした大豆を入れて「おいしくなあれ」と心を込めて丸めた団子を、エイヤッと容器に叩きつけて空気を抜き、厳重に密閉しました。参加者は「完成が今から楽しみです」と話していました。
5月10日 守山宿・町家"うの家"

■にこにこ広場
市民体育館でみんな遊ぼう 楽しい運動遊びとすてきな演奏
親子76組230人が参加し、楽しく遊びました。子育て相談もできる赤ちゃんコーナーや玩具(おもちゃ)づくり、いろいろな遊具など、さまざまな遊びに子どもたちは大はしゃぎ。ママさん吹奏楽団“Mama Wind Orchestra おとのわ”によるコンサートも行われ、子どもたちは「エビカニクス」などの人気曲で、音楽に合わせてダンスも楽しんでいました。
5月10日 市民体育館 大アリーナ

■馬路石邊神社の豊年踊り
農作物の豊作を祈って 昭和に一度途絶え、地域住民の手で復活
馬路石邊神社の祭礼が執り行われ、市指定無形民俗文化財の豊年踊りが披露されました。5日は御旅所での祈祷のあと豊年踊りが始まり、華やかな衣装に身を包んだササラ摺(す)り、笛、鉦(かね)の囃子(はやし)に合わせてうちわを持った踊り子が「サンヤレ」と順に歌いながら左回りに踊り、中央では太鼓持ちと花笠を被った太鼓打ちが踊りました。
5月4日、5日 馬路石邊神社、御旅所

■もちつき神事
春の例大祭、宵宮の神事 住民同士の絆を深める
例大祭を前に、地元住民がにぎにぎしく「もちつき神事」を行いました。宵宮の大切な儀式であると同時に、農繁期直前の体力作りや住民同士の絆を深める狙いもあるといわれます。一堂に集まり朝膳を囲んだ後は、古くから伝わる「もち搗(つ)き歌」が流れる境内で老若男女が2臼(約3kg)の餅をつき、鏡餅にして神社に奉納しました。
5月4日 中町若宮神社

■吉身さわやか塾開講式・学習会
よく学び楽しみ、絆を深める 第1回学習会は「江州音頭」
1年間を通して、よく学び楽しみ、仲間との絆を深めることを目的に主催する「吉身さわやか塾」の開講式・学習会が行われ、約40人が参加しました。第1回の学習会では同公民館を拠点に活動する「江州音頭保存会」を講師に、近江商人が広めたと伝わる江州音頭の歴史や踊りを学び、櫓やぐらを囲んで音頭に合わせて踊りを楽しみました。
5月13日 吉身公民館

■すし切りまつり
大きな所作で鮒(ふな)ずしを切り分け 「かんこの舞」「長刀(なぎなた)振り」も奉納
下新川神社で例年5月5日に行われる、約2,000年前の故事が起源とされる、すし切り神事が営まれました。大勢の見物衆が見守る中、かみしも姿の若者2人が長い箸と包丁を使い、古式にのっとり大きな所作で鮒ずしを切り分けたほか、ユネスコ無形文化遺産に登録された風流踊(ふりゅうおどり)の「かんこの舞」「長刀振り」も奉納されました。
5月5日 幸津川町 下新川神社