くらし 身近で頼れる存在、それが地域の「民生委員・児童委員」です(5)(最終回)

■多様な相談への対応～研修活動～
相談者の抱えるさまざまな悩みに対して、適切な関係機関へつなぐことができるよう、守山市の民生委員・児童委員は、定期的にさまざまな研修を行っています。
高齢者福祉、障害者福祉、児童福祉、生活困窮、災害対策など多岐にわたる学びで、地域福祉の向上につながるよう日々研さんに励んでいます。

●活動だより
▽小津学区　民生委員児童委員協議会
小津学区では、令和6年から、ICTデバイスの導入に向けた取り組みを始めました。
民児協活動強化推進事業の採択を受けて、滋賀県社会福祉協議会から各委員へタブレットが貸与され、さらにタブレットを用いたICT活用の研修を受けました。
活動の幅を広げたり、負担を軽減したりすることを目的に、民生委員としての活動に有効活用できるかの検証をしています。
就任21年目となる大谷　加代子(おおたにかよこ)さんは、「タブレットの活用は新しい挑戦です。新しい知識を習得できる研修の参加も自分磨きにつながります。その知識が地域の人のお役に立つことがとてもうれしいです」と話していました。