文化 とびっきりの世界!にじ色いろいろアート展

開催期間:3月28日(金)~4月11日(金)
会場:市立図書館(本館)展示コーナー

毎年4月2日は国連が定める「世界自閉症啓発デー」です。日本では、4月2日から8日までの期間を『発達障がい啓発週間』と位置づけ、全世界の人々に向けて、自閉症への理解を深める取り組みが行われています。
本市では、令和2年度より自閉症をはじめとする発達障がいを知る機会として作品展を開催しています。絵画、作品をとおして「好きな物への探求心」「唯一無二の着眼点」「研ぎ澄まされた豊かな感性」など、とびっきりの世界をご覧ください。
図書館では、発達障がい関連の図書の展示をしています。

■発達障がいの理解のために
発達障がいは、脳の働き方の違いによる障がいで、本人の努力不足や親のしつけ、育て方によるものではありません。しかし、周囲の人から正しい理解や関わりがないと、傷ついたり、不適応を起こしたりしてしまうこともあります。大切なことは、周囲の人に理解され、その人が持つ力がどのような環境であれば発揮されるかを考えていくことです。
発達障がいの一つに「自閉症スペクトラム」があります。主な特徴に、コミュニケーションの苦手さやこだわりがあげられます。
場の空気が読みにくく、相手の気持ちを想像しにくいことや、特定の物や考え方に執着して、臨機応変な対応が難しいことがあります。
一方で、周りの意見に流されず、独創的な考えを見出したり、興味あることにのめり込んだりして、特定の分野で大いに力を発揮することがあります。
「ダメだ」「できてない」ととがめるよりも、その人自身が輝くことができるよう個性を認め、強みに注目していきましょう。また地域で暮らすみんなが、それぞれの良いところや苦手としているところを認め合い、その人が最大限に力を発揮できる地域社会を目指しましょう。

問合せ:発達支援課発達支援係
【電話】554-6152【FAX】554-6153