- 発行日 :
- 自治体名 : 滋賀県野洲市
- 広報紙名 : 広報やす 令和7年6月1日号
■ヘルプマークは援助が必要な人のためのマークです
義足や人工関節を使用している人、内部障がいや難病、妊娠初期の人など、援助や配慮を必要としていることが外見からは分からない人が、周囲に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう作成されたマークです。
ヘルプマークを持った人には、電車やバス内で席を譲ったり、困っているようであれば声をかけるなど、思いやりのある行動をしていただけるようご協力をお願いします。
■ヘルプマークを身に着けた人を見かけたら、こんな手助けをお願いします
○電車・バスの中で席をお譲りください
健康に見えても、疲れやすかったり、同じ姿勢を保つことが困難な人がいます。また、外見からは分からないため、優先席に座っていると不審な目で見られ、ストレスを受けることがあります。
○駅や商業施設などで、声をかけるなどの配慮をお願いします
交通機関の事故等、突発的な出来事に対して臨機応変に対応することが困難な人や立ち上がる、歩く、階段の昇降などの動作が困難な人がいます。
○災害時は、安全に避難するための支援をお願いします
視覚や聴覚などに障がいがあり状況把握が難しい人、肢体に障がいがあり自力での迅速な避難が困難な人がいます。
■ヘルプカードを知っていますか?
ヘルプカードは、援助を必要としている障がいがある人などが携帯し、いざというときに必要な支援や配慮を周囲の人にお願いするためのカードです。
ヘルプカードの携帯方法は、障害種別、状況、考え方によって異なります。「財布や定期入れに入れておく」「ケースに入れてカバンの外に取り付ける」などして、持ち歩きましょう。
例えば…
◇不自由なこと・苦手なこと
大きな音が苦手です/〇〇が不自由です/体に触れられることが苦手です
◇手助けして欲しいこと
連絡先に電話してください/周りの状況や提示を説明してください
簡単な言葉で説明してください/手話か筆談でお願いします
◇病気や症状のこと
パニックになることがあります/〇〇アレルギーがあります/発作があります/人工透析をしています/ペースメーカーを使用しています/体温調節ができません
◇その他
カバンの中にコミュニケーションボードがあります/災害時には〇〇小学校へ誘導してください
カバンの中に詳しい情報が書いてあるノートが入っています
◆ヘルプマークandヘルプカードの配布について
対象者に無料でお渡ししています。
配布・問い合わせ:障がい福祉課
【電話】587-6087【FAX】586-2176