くらし 事例で学ぶ消費者トラブル Vol.33

■警察を名乗った電話に注意しましょう

▽事例
警察を名乗る人物から電話があり「詐欺犯の逮捕時にあなた名義の通帳が見つかった。犯人があなたと共謀していると言っている。スマートフォンでのビデオ通話なら出頭せずに済む。」と言われ、ビデオ通話に誘導され警察手帳を見せられた。その後、指示に従って個人情報を伝え、運転免許証を提示した。長い時間話を聞かされ、金銭を振り込むように言われ、不審に思ったので電話を切った。個人情報が悪用されないか心配だ。

▽トラブルにあわないために
・実在する警察署の電話番号や、末部が(0110)の警察署代表番号を着信画面に偽装表示させ、警察を装って金銭をだまし取ろうとする詐欺の電話が急増しています。
・警察がSNSやビデオ通話を用いて、警察手帳や逮捕状の画像を送信することはありません。
・簡単に信用せず、個人情報を伝えないでください。
・警察からと思った電話番号でも、所属や担当者名を聞いたうえでいったん電話を切り、警察署や消費生活相談窓口に相談しましょう。(警察相談電話【電話】#9110番)

■まずはご相談を!
・竜王町消費生活相談窓口(防災センター)
【電話】58-3703(平日 8:30~17:15)

・消費者ホットライン
【電話】188(いやや)

・相談無料
消費生活相談員による相談受付はカレンダーをご確認ください。