くらし まちのわだい(2)

■火おこし体験 昔のくらしにふれてみよう!
6月18日、愛知川東小学校6年生が依智秦氏の里古墳公園で火おこし体験を行いました。
体験では、まい切り式火おこし器を使って、グループごとに火おこしに挑戦しました。最初は、なかなか火がつかず、「こんなに大変なの!?」と驚きの声があがっていましたが、仲間と協力するうちに、煙が上がり、火種ができると大歓声があがりました。
また、古墳の内部に入る体験も行われ、児童たちは、「古墳の中は思ったより広くて、とても涼しかった」と話していました。
普段はなかなか味わえない「火をおこす」という体験を通して、児童たちは昔の人々の知恵や生活の工夫、仲間と協力することの大切さを学びました。

■災害時に備え ダイナムと協定を締結
6月23日、愛荘町は株式会社ダイナムと「災害時等における施設利用の協力に関する協定」を締結しました。
本協定により、災害時にはダイナム滋賀愛知川店の敷地の一部を、車両の退避場所や応援機関の活動拠点としてご提供いただくことになります。
これにより災害時における町民の皆様の安全確保や、迅速な応急対策が期待されます。
今回の協定を機に、有事だけでなく平時からの連携を深めるとともに、地域の企業や団体とともに協働のまちづくりを進めてまいります。

■土に触れてにっこり さつまいも植え体験
6月27日、町内保育園を対象としたさつまいもの苗植え体験がJA東びわこ南側圃場で行われました。
園児たちは、愛荘町農遊倶楽部の皆さんの話を聞き、「穴は深めに開けようね」「やさしく土をかぶせるんだよ」と声をかけ合いながら、小さな手でひとつひとつ丁寧に苗を植えていました。
また、苗植えの後に園児たちはペットボトルで水やりをしながら、「おいもが大きくなるといいな」「たくさんおいもができるといいな」と話し、秋の収穫を楽しみにしている様子が見られました。
10月には、さつまいもの収穫体験が行われます。

■第60回滋賀県小学生柔道大会
6月29日、第60回滋賀県小学生柔道大会が湖北TGHツインアリーナで行われ、至誠館と柔仁会の選手が入賞しました。
一覧については本紙をご参照ください

▽柔仁会(団体戦)
低学年の部…準優勝、高学年の部…準優勝

■100歳おめでとうございます!
7月6日、持元壽雄さん(元持)が100歳の誕生日を迎えられました。壽雄さんは若くして父を亡くし、住職として寺を護りながら中学校の教師として家族を支えてこられました。また、保護司としても長年にわたり、保護観察対象者の立ち直りに尽力されました。
住職退任後も、逮夜参りなどで門徒との交流を大切にし、逮夜参りの際には門徒と話がはずみ、帰宅が遅くなることもあったそうです。
ご家族は「若いころから家族のために苦労してきたので、今は好きな読書やテレビを楽しみ、元気で長生きしてほしいです」と話されていました。

■100歳おめでとうございます!
7月6日、林星江さん(豊満)が100歳の誕生日を迎えられました。星江さんは幼い頃は病弱でしたが、文章に親しみ、優しく前向きな性格で、女学校の水泳では「沈みながらも良い成績をもらえた」と喜ばれていたそうです。また、良き伴侶と共に家業を支え合い、家族との温かな日々を過ごしてこられました。
ご家族は「名前のとおり星のように明るく、かけがえのない存在です。孫の私が悩んでいたとき、『柿のように生きたらいいのよ!』と声をかけてくれたその言葉は、私の人生の格言です。100歳を迎えるまで同じ時代を共に過ごせることが幸せです。これからも穏やかに過ごしてほしいです」と話されていました。