- 発行日 :
- 自治体名 : 滋賀県愛荘町
- 広報紙名 : 広報あいしょう 2025年9月号
これは、大正12年9月1日に発生した関東大震災(死者・行方不明者約10万5千人)を教訓に、一人ひとりが防災対策の重要性を認識し、備えを促すために制定されたものです。
また、南海トラフ巨大地震の発生リスクが高まっているとも言われていますので、大切な命を守るために、今一度、ご自身やご家族の地震への備えを見直しましょう。
■大地震発生!その時どうする?
1.自分の身の安全を確保
揺れを感じたら、すぐに頭を守るなどの安全行動を取りましょう。姿勢を低くして、丈夫なテーブルなどの下に入り、身を守ってください。
2.火の始末・避難経路の確保
火を使用している場合は、揺れが収まってから消火を行いましょう。窓やドアを開けて、避難の出口を確保することも大切です。(※落ち着いた行動を心がけましょう。割れたガラスや、落下物等でけがをするおそれがあります。)
3.家族の安否確認・屋外へ避難
家族の安否を確認します。あらかじめ連絡方法や集合場所などを家族内で決めておきましょう。また、避難する際は、火災を予防するためにブレーカーをオフにし、ガスの元栓も閉めましょう。
▽感震ブレーカーで通電火災を防ごう!
感震ブレーカーは、地震の揺れを感知し、自動でブレーカーを遮断して通電火災を防ぐ装置です。
町では、分電盤タイプの感震ブレーカー設置に対して補助金を交付しています。
補助率:1/2
補助上限額:3万円
詳しくは、くらし安全環境課までお問い合わせください。
4.近所の安否確認・初期消火活動
近隣の方の様子も確認しましょう。閉じ込め、下敷き、けがをしていないかの確認が重要です。また、近くで火災が発生していたら、可能な範囲で初期消火を行いましょう。
ただし、火の勢いが強い場合は無理をせず、その場から避難してください。自分の命が最優先です。
5.一時避難場所・指定避難所へ避難
自治会(防災会)などで、震災時の避難の流れが定められている場合は、それに従い行動しましょう。
また、自宅での生活が困難な場合は、町が開設する指定避難所へ避難します。
その際は、開設状況を確認してから行動するようにしましょう。
▽避難の際に気を付けること
・原則として徒歩で避難しましょう。車での避難は渋滞を招き、緊急車両の通行の妨げとなるおそれがあります。
・落下物から頭部を守り、切れた電線などの危険物に十分注意しましょう。
・信号機が不点灯となる場合も予想されるため、交差点では特に慎重に行動しましょう。
・ケガをした場合でも、命に関わらないものであれば自力で病院に向かいましょう。
日頃から地図で近くの避難場所や災害リスクを確認し、適切な避難経路を考えておくことが大切です。
※運転中に大地震が発生し、車での避難ができない場合は、道路の左側に寄せて停車し、エンジンを切り、鍵は車両の分かりやすい場所に置いて避難してください。
■愛荘町防災訓練のお知らせ
9月7日(日)、秦荘東小学校で愛荘町防災訓練を実施します。
当日は、煙体験訓練やヘリコプターによる救助訓練など、様々な訓練を実施します。
現地訓練の参加対象は秦荘東小学校区にお住まいの方々になりますが、当日午前7時に防災行政無線を用いた町内全域でのシェイクアウト訓練を実施しますので、ぜひご家庭などで取り組んでください。
※シェイクアウト訓練とは
指定された日時に地震から身を守るための3つの安全確保行動「まず低く、頭を守り、動かない」を1分間程度自ら取り組む訓練のことです。
問合せ:くらし安全環境課
【電話】0749-42-7699