くらし くらしの中に図書館を

◆新しく入った本のなかから
*図書館で新しく購入した図書の一部を紹介します。新刊コーナーにぜひお立ち寄りください。

『たのしい保育園』
滝口悠生(著)
今日のこともきっと何年か後には忘れてしまうだろう。昨日と明日との区別がつかなくなって、そんな日がまるでなかったかのように思えてくる日がくるだろう。だから連絡帳を書きたいと、ももちゃんのお父さんは思うのです。毎日同じことを繰り返しながら、刻一刻と変化していく子どもとの時間と記憶を愛情深く、かつ冷静に、丁寧に記録する。娘と父のかけがえのない瞬間を描く小説。

『世界のドアDoors』
ベルンハルトM.シュミッド(著)
素朴な木製のドア。重厚な鉄製のドア。錆びたり朽ちたりした古いドア。美しく装飾されたドア。カラフルにペイントされたドア。ひとつとして同じものはない。多くの人が行き来したであろうドアからは、様々な人々の営みと物語が想像される。あなたも世界のドアをノックしてみませんか?ドアだけを集めた異国情緒あふれる写真集。

『魯山人(ろさんじん)前夜 北國路を往還する福田大観』
畑中英二(著)
美食と陶芸で知られる芸術家の北大路魯山人。“魯山人”と名乗る前の大正時代の前半は、福田大観という名で活動し、生糸(きいと)や縮緬(ちりめん)生産で財を成した長浜の実業家達の食客(しょっかく)として過ごしていました。著者は魯山人を探る鍵は長浜にあると考え、この地に残された書画や篆刻(てんこく)の作品から、「日本の美」を創造した魯山人の実像に迫ります。

『日下部くんには日傘が似合う』
神戸遥真(作)
いつも自由で楽しそうな日下部くん。みんながちょっと気になっている日下部くん。クラスで人気者の日下部くん。そんな日下部くんが、ある日、フリフリのかわいい日傘をさしてきた。周囲の子どもたちが「日下部くんだから」と静観しているうちに、日下部くんは特別?自分なら?と本当の気持ちと向き合うようになる連作物語。

◆図書館カレンダー

◆図書館知(し)っ得(とく)
夏休み中の子どもさんを対象とした催しのご紹介です。各催しとも、参加費は不要、材料は図書館で用意します。詳細は、図書館までおたずねください。

○夏休みおたのしみ行事※要申込
「うごくスライム」を作ろう
日時:7月19日(土)10:30~おはなしルームにて
対象:幼~小学生(先着10名まで)
申込み:7月1日(火)(定員になり次第受付終了)
内容:磁石を近づけると、ゆっくり動くスライムを作ります。
ビーズやパウダーの入ったキラキラのスライムも作ります。

○子どもえいが会※申込不要
日時:7月26日(土)14:00~おはなしルームにて
上映作品:「小さなバイキングビッケ(約82分)」

○夏休み工作教室※要申込
「まんげきょうつきちょきんばこ」を作ろう
日時:8月1日(金)14:00~おはなしルームにて
対象:小学生(先着10名まで)(小学校1、2年生までは保護者同伴)
申込み:7月1日(火)(定員になり次第受付終了)
内容:スタンド式の万華鏡がついた貯金箱を作ります。ビーズやスパンコールの入ったお皿をくるくる回しながら万華鏡をのぞいてみよう!

*申し込みが必要な場合は、図書館の開館時間内にカウンターもしくは(【電話】35-8040)にて

問合せ:町立図書館(豊郷小学校旧校舎内)
【電話】35-8040