くらし 地域おこし協力隊 and 定住支援員

◆定住支援員 朝比奈 遥 隊員
皆さん、こんにちは。多賀町定住支援員の朝比奈遥(あさひなはるか)です。10月に入り、ようやく秋らしい涼しさを感じられるようになってきましたね。話題となっていた「大阪・関西万博」も、10月13日をもって閉幕しました。皆さんは、何回足を運ばれましたか?会場には立派な建物がたくさん並んでいましたが、多くは今後、撤去されるそうです。せっかくの建築物なので、できる限り再活用されることを願っています。
さて今回は、8月の活動報告をお届けします。まだまだ夏の暑さが続いていた8月5日から、東京理科大学の学生さんたちが多賀町に来て、改修作業を手伝ってくれました。実は今年の3月にも、彼らは1か月間の改修作業に取り組んでくれており、今回はその続きとしての活動でした。『ふるさとワーキングホリデー』の参加者が滞在する「樋田の家」にて、メンバーが交代しながら改修作業を進めてくれました。ふだんは高層ビルに囲まれた都会で生活している学生さんたちは、広々とした空や一面に広がる田んぼ、おいしい空気に感動していたようすでした。今後も、多くの方々と多賀町をつなぐ機会をつくっていけたらと思っています。

◆地域おこし協力隊 岩下 晃士 隊員
皆さん、こんにちは。地域おこし協力隊の岩下晃士(いわしたこうし)です。
今年からハーブの栽培を始めましたが、夏の間にぐんぐん成長してくれました。本当に嬉しい限りです。私自身に加え、地域の方にも試験的にローゼルを栽培していただく取り組みをおこないました。
7月1日にはハーブの講師をお招きし、夏のハーブについてのお話を伺いました。講習は対話形式で進み、さまざまなハーブを実際に見て学ぶことができました。その中でローゼルのお話もあり、参加者の方々に苗をお配りしました。栽培の成長記録をシェアしていただきながら、みんなで楽しんで取り組んでいます。
また、オリジナルのリキュールについては出店販売を続けています。何度か同じ場所で販売するうちに、リピーターのお客様も増えてきており、とても励みになっています。できるだけ多くの方と直接お話できるように、提供方法を工夫したり、ハーブを使ったジュースを一緒に提供したりと、試行錯誤しながら楽しんでいます。
これからも地域に貢献できるような事業に育てていけるよう、精力的に活動してまいります。

◆地域おこし協力隊 浅井 翔平 隊員
皆さん、こんにちは。地域おこし協力隊の浅井翔平(あさいようへい)です。夏の暑い空気は穏やかになりつつ、風が時折抜けていき、なんだかちょっと涼しさも感じる今日このごろ。8月には樋田地区の物件で東京から来てくれた大学生たちと一緒にリノベーション作業をしました。慣れない環境のなかでも、一生懸命に手を動かしてくれて、本当にありがたかったです。今回の物件は、ワーキングホリデイで多賀に来てくださる方々の宿泊場所になります。ここで過ごす日々が、訪れた人にとって「ああ、多賀ってよかったな」と思い出になるようにと、学生たちと一緒にデザインも考えました。
この家の特徴は、なんといっても「むき出しの梁」。曲線が今にも動き出しそうで、すごくかっこいいんです。その力強さを生かしながら、空間をどう整えていくか、頭を悩ませながらも楽しんでいます。昔の方が、よくこんな梁を使ったものだと、改めて技術のすばらしさに驚かされます。
そして、いよいよ9月からはワーキングホリデイの受け入れが始まりました。
ぜひ、皆さんもふらっと遊びに来てください。住人の南井君(同じく地域おこし協力隊)が、たぶんお茶くらい出してくれるはずです。

→企画課
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