- 発行日 :
- 自治体名 : 京都府舞鶴市
- 広報紙名 : 広報まいづる 2025年4月号 Vol.1070
■事業所の健康づくりを応援
~いきいきと働ける職場を目指す~
近年、人材不足や働き方改革などを背景に「ウェルビーイング経営」が注目されています。これは、従業員一人ひとりの幸福を重視することで、組織全体のパフォーマンスを向上させる経営手法です。従業員の心身の健康や職場、仕事への愛着・満足度を高め、生き生きと働ける環境をつくることで、生産性の向上や離職率の低下につながります。
舞鶴市では、従業員の健康だけでなく、市内の事業所の持続的な発展、多様な人材が生き生きと活躍できる組織づくりを支援するため、ウェルビーイング経営に取り組む事業所を応援しています。
◇ウェルビーイング経営の具体的な取り組み例
・心身の健康づくり…健康診断・ストレスチェックの実施や事後フォロー、運動習慣の定着の支援、健康情報の提供、健康セミナーの開催
・労働環境の改善…休暇日数の増加や有給休暇の取得促進、労働時間の見直し、休憩スペースの充実
・柔軟な働き方…リモートワーク・フレックスタイム制度の導入や時短勤務、育児・介護休暇制度の充実
・従業員間コミュニケーションの活性化…従業員同士が交流するイベントの開催、社内SNSの活用
・スキルアップ・キャリア支援…研修制度や資格取得支援制度の充実、キャリア相談の実施
◇従業員や会社経営にもたらす効果
・従業員の心身の健康維持による仕事への意欲と生産性の向上
・企業のイメージ向上による新たな人材の確保
・働きやすい環境整備による従業員の定着率の向上
・コミュニケーションが活発化し、組織全体が活性化
■ウェルビーイング経営セミナーを開催
2月17日にウェルビーイング経営セミナーを開催し、市内事業所の代表者や労働安全担当者など56 人が参加しました。参加者は講師の説明に熱心に耳を傾け、事業所で取り組める事例を聞いたほか、グループワークでは意見交換を行いました。
◇セミナー参加者へインタビュー
この4月から完全週休二日制を導入したところ、新たな人材の確保につながり、改めて就労環境の重要性を感じました。従業員がより生き生きと働ける職場づくりに取り組むため、セミナーを受け、まずは第一歩として、ストレスチェックの実施や従業員の運動習慣の改善などを行い、仕事を通じて幸福を感じられるような、職場環境を作っていきたいと思います。
株式会社舞鶴計器 代表取締役 玉林 宏人 さん
◇関連情報の提供
従業員の健康づくりや労働環境の改善への支援など、ウェルビーイング経営の支援に関する情報提供を行っています。4月30日(水)までに申し込みフォームで健康づくり課【電話】65-0065へ。
右コードからアクセス可。
※二次元コードは本紙またはPDF版をご覧下さい。
担当:健康づくり課