くらし 舞鶴市 上下水道だより すいすい

■令和6年度 上下水道事業の決算状況
上下水道事業では施設の点検整備を定期的に行うなど、適切な維持管理を行いながら、老朽化した施設の更新や耐震化を計画的に行っています。
令和6年度決算では、水道事業の純利益は、今後実施する老朽化した水道管の更新工事などの財源として、下水道事業の純利益は、今後の借入金返済の財源としてそれぞれ活用します。
また浄水場の操業業務などの民間事業者への包括的な委託業務の拡充、由良川の塩水遡上(そじょう)への対策の検討、今後の雨水事業の基本計画となる雨水管理総合計画の策定に着手するなど、さまざまな観点での検討を進め、効率的で持続可能な上下水道の運営を行っています。

◇水道事業
安心・安全な水を届けるための費用
(税抜き)

◇令和6年度に実施した主な事業
・取水場や浄水場の施設更新 1億6,688万円
・老朽化した水道管の更新・耐震化 7億3,244万円

◇下水道事業
汚れた水をきれいにするための費用
(税抜き)

◇令和6年度に実施した主な事業
・下水道管やマンホールポンプなどの建設・更新 2億4,867万円
・浄化センターなどの施設の更新 2億4,171万円
・浸水対策事業に必要な施設の建設 1億7,226万円

■暮らしに欠かせない上下水道を守っていくための取り組み
舞鶴市の主な水源である由良川は、毎年、海からの塩水が遡上するため、取水に支障がでないよう夏から秋頃に防潮幕を設置しています。今年の夏は、記録的な渇水により塩水の遡上が激しく、通常1幕のみの防潮幕の設置を2幕にするなどの対応も行いました。
上下水道は、暮らしに欠かすことのできないライフラインであり、将来にわたり安定したサービスを提供できるよう、今後も計画的に施設の定期的な点検・調査・修繕や改築・更新を行っていきます。

担当:経営企画課