くらし [シリーズ人権を考える]12月4〜10日は人権週間

■認め合う心を大切に
◇複雑化する人権問題
近年、インターネット上での人権侵害、性的指向・性自認に関する差別や偏見が大きな問題となるなど、人権を巡る課題は複雑化・深刻化しています。12月10日は、世界各国で「人権」について考える「人権デー」です。昭和23年12月10日に国連総会で採択された「世界人権宣言」を記念し、同25年に制定されました。日本では世界人権宣言採択の翌年(同24年)に、12月4〜10日の一週間を「人権週間」と定めて以降、毎年全国で啓発活動が展開されています。

◇個人が尊重される社会へ
市では、綾部市市民憲章のもとに、平和と人権尊重のまちづくりを進めています。12月15日には、人権と男女共同参画を考えるイベント「あやべ人権・あいフェスティバル」を開催。女性活躍をテーマとした講演や人権啓発のパネル展示、ワークショップなどを行います。一人ひとりがかけがえのない人として、個人として尊重され、互いの違いを認め合う共生社会の実現について考えてみませんか。

■あやべ人権・あいフェスティバル「だれもが輝く未来へ向かって」
日時：12月15日(日)
午前11時～午後4時
場所：I・Tビル(西町一丁目)
演題：女性のウェルビーイングと実践のヒント
～暮らし・キャリア・社会から～
講師：永田潤子さん(大阪公立大学教授)

問い合わせ：あいセンター
【電話】・【FAX】42-2030