- 発行日 :
- 自治体名 : 京都府綾部市
- 広報紙名 : 広報あやべねっと 令和6年11月号
今回の情報すくらんぶるは、設立50周年を迎えた、綾部市市民憲章推進協議会(小寺建樹会長)を紹介します。
◆多彩な事業を展開
同会は、昭和49年6月に「綾部市市民憲章等制定協議会」として結成。同年11月の憲章制定と同時に現在の名称に改めました。近年では、幅広い人に市民憲章を知ってもらおうと、イベントや出前講座などを実施しています。さらに、次代を担う子どもたちに向けて、京都工芸繊維大学と共同で啓発ツール(タイルゲーム「ドリームタウン」)や「リアル版すごろくゲーム」も開発・企画。趣向を凝らした活動を続け、設立50周年を迎えました。
◆市民憲章の目標は6つ
市民憲章は、子どもから高齢者まで全ての市民が、本市の歴史や伝統を大切にし、郷土愛を持って未来に進むための指針です。前文では、本市の目指す方向性を示し、目標として6つの柱を掲げています。制定当時の「私たちのまちは、私たちの手でよくしよう」という意志を継ぎ、自治意識の高揚を図ります。
■綾部市市民憲章
私たち綾部市民は、丹波の美しい山河と豊かな伝統をもつふるさとを誇りとし、郷土愛に燃え、自然と人間が真に調和する新しい田園都市の実現をめざして、ここに市民憲章を定め、これを守り実行することを誓います。
一 平和をねがい、祈りのあるまちにしよう。
一 自治を高め、心のつながりのあるまちにしよう。
一 教育をたいせつにし、文化のかおるまちにしよう。
一 環境をととのえ、健康のあふれるまちにしよう。
一 産業をおこし、豊かなくらしのあるまちにしよう。
一 計画を定め、輝かしいあしたをひらくまちにしよう。
■綾部を次世代へ継承
同会会長 小寺建樹さん
11月4日の50周年記念式典では、本会の中期ビジョン「むかえる、はぐくむ、つなぐ未来の子どもたちのために」を発表しました。このビジョンに沿って活動し、次世代に発展的に引き継いでいきたいです。
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