くらし あやべトピックス

■親子で楽しく手話を学んだよ
「親子手話教室~ワクワクあやべっ子~」(同実行委員会主催)が10月12日、青野町の保健福祉センターで開催されました。8組の親子がライオンやウサギなどの動物の名前のほか、自己紹介やあいさつなどの手話を学びました。また、買い物に関する寸劇を通じて、聞こえない人がどんなことに困っているのか、どのように対応すれば良いのかを考えました。

■あやバス乗車400万人達成!公共交通イベントを初開催
平成17年4月から運行しているあやべ市民バス(愛称あやバス)の累計乗車人数が10月15日、400万人を突破。当日は、利用者に感謝を込めて、綾部駅南口バス停やバス車内でオリジナルタオルを配布し、記念日を祝いました。
また10月20日には、里町の天文館で「あやべキッズ乗り物フェア」を初めて開催しました。子どもたちに公共交通の重要性を学んでもらうため、市と市教育委員会が企画。あやバス絵画展の表彰式をはじめ、バスの車両展示、JR福知山線・舞鶴線全通120周年企画展、スタンプラリーなどを行い、多くの家族連れでにぎわいました。

■足利氏ゆかりの会が20年ぶりに綾部で総会
全国足利氏(あしかがうじ)ゆかりの会(会長、早川尚秀・足利市長)の総会が10月30日、青野町のものづくり交流館で行われました。本市での開催は、平成16年以来20年ぶりで、全国の加盟団体から関係者67人が参加。総会後には、帝塚山大学文学部の花田卓司准教授による、足利尊氏を巡る人々についての講演を聴いたり、交流会で親睦を深めたりしました。
また、翌31日には足利尊氏生誕の地とされる安国寺(安国寺町)を訪問。産湯(うぶゆ)の井戸などを見学したほか、追善法要を行い一族を偲(しの)びました。

※同会は、室町幕府の将軍家である足利氏にゆかりのある全国の自治体や観光協会、寺社などで構成。昭和61年の設立時から綾部市長が副会長を務めています。

■記念式典とイベントで10周年祝う
秋のバラまつりの開会に合わせ、市は10月12日、あやべグンゼスクエア10周年記念式を行いました。来賓や関係者ら102人が出席。綾部中学校吹奏楽部による演奏がオープニングを飾りました。山崎市長はあいさつで「観光客だけでなく、地元の人も訪れ交流する憩いの場所になったことをうれしく思う。今後も進化させていく」と感謝を述べました。
式典後は、記念イベントとして「綾のまちめぐりフェス」を開催。訪れた人は、子どもから大人まで楽しめる多彩な催しを満喫していました。フィンランド発祥のスポーツ「モルック」を親子一緒に体験した稲葉悠(はるか)さん(上杉町)は「いつかやってみたいと思っていた。イメージ通りにできて楽しめた」と笑顔。美琴(みこと)さん(東八田小学校1年)も「またやりたい」と声を弾ませました。

■豊里小で五輪メダリストの特別授業
豊里小学校6年生の児童が10月17日、北京とリオデジャネイロ五輪の柔道で銅メダルを獲得した中村美里さんから特別授業を受けました。この授業は、スポーツ庁のアスリート派遣事業を活用して実現。中村さんは「夢を実現するには、小さな目標を立てて一つずつ前に進んでいくことが大切」などと語り、児童らは静かに聞き入りました。授業の後半には、中村さんに教わりながら受け身を体験。中田絢友(しゅんすけ)君は「柔道に触れるのは初めてで、貴重な機会になった」と笑顔で話しました。

■市民センターのネーミングライツを更新
市は、日東精工(井倉町、荒賀誠代表取締役社長)と市民センター(西町三丁目)のネーミングライツ契約を継続することで合意。10月8日、同施設で契約の締結式を行いました。10月15日から5年間の契約で、総額800(年額160)万円。愛称は変わらず「あやべ・日東精工アリーナ」です。山崎市長は「契約の更新に応じていただきうれしく思う。愛称に恥じないよう管理・運営をしていく」と話しました。