- 発行日 :
- 自治体名 : 京都府綾部市
- 広報紙名 : 広報あやべねっと 令和7年1月号
今回は、創立25周年を迎えた「あやべ福祉フロンティア」(玉川弘信理事長)を紹介します。
■移送ボランティアからスタート
団体は、平成11年8月に設立。以来、本市の高齢者福祉の一翼を担い続け、昨年、創立25周年を迎えました。
事業は高齢者、障害者の通院・通所などの外出支援のための移送ボランティアからスタート。平成15年には、市の委託事業として在宅高齢者移送サービスを開始しました。現在では、市立病院で受け付けや移動が困難な人を手助けする介助ボランティアや、清山荘(里町)の運営など活動の幅を広げています。
■運転ボランティアを募集
昨年度の移送回数は3万7千回超。移送サービスは、約70人で運転を担っているものの、高齢化などによるボランティアの減少が課題となっています。
ボランティアを20年以上続けている近江勤さん(位田町)は「大きな事故もなくここまでやって来られました。運転の定年まで無事に勤めたい」と意欲的。同じく石井勝美さん(西方町)は「利用者のありがとうの言葉が励み。人の役に立っていることに誇りを感じています」と話します。同団体では、今後も安定してサービスを提供するため、運転ボランティアを募集しています。運転が好きな人、ボランティアに興味がある人は、気軽に事務局【電話】45-3233へ連絡してください。
■事業継続が助けに
設立以来「困った人を助けたい」「何かお手伝いをしたい」という気持ちを持ち続け、25周年を迎えることができました。事業を継続することが、誰かの助けになっていると感じています。時代の変化に対応しながら、今後も運営を続けていきます。
あやべ福祉フロンティア理事長
玉川弘信さん
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