- 発行日 :
- 自治体名 : 京都府宇治市
- 広報紙名 : 宇治市政だより 広報うじ 令和7年1月1日号
◆災害に備えた備蓄をしていますか?
災害はいつどこで起こるか分からないため、避けられませんが、備蓄などで被害を少なくすることはできます。電気・ガス・水道などのライフラインが停止した場合、日常生活が難しくなります。そのような状況でもおいしく、バランスのとれた食事を摂り、安心して暮らすために、普段からローリングストックで備えましょう。
▽ローリングストックとは?
普段の食品を少し多めに買い、賞味期限が古いものから消費して、消費した分を買い足すことで、常に一定量の食品が家庭で備蓄されている状態を保つための方法です。例えば、インスタント食品やパックご飯、缶詰などがあります。
▽非常食は?
好みに合ったものを備蓄しておくと災害時でもおいしく食べられます。アルファ米は水(お湯)をそそぐだけでふっくらとした柔らかいご飯を食べることができます。おかゆや混ぜご飯などバリエーションも豊富です。他にも、レスキューフーズボックスはライフラインが停止した時を想定した食品セットで、付属の発熱剤で温めるだけで、いつでも簡単に温かい食事を食べることができます。最低3日分、できれば1週間分の食品を備えましょう。
▽災害時に手作りするには?
ライフラインが停止しても、カセットコンロ、鍋、水、ポリ袋(高密度ポリエチレンの半透明の耐熱性)があれば、ポリ袋に食材を入れて湯煎で加熱(パッククッキング)することで、温かい料理が作れます。
◆パッククッキングレシピ 親子丼(1人分)
[ご飯]
・材料
米…1/2カップ(80g)
水…1/2カップ(100ミリリットル)
・作り方
(1)米をポリ袋にいれて、少しの水で軽く洗う。
(2)(1)に分量の水を加え、空気を抜いて袋の口を結ぶ。
(3)沸騰した湯に入れて約20分加熱し、火を止めて、そのまま10分ほど蒸らす。
[親子丼の具]
・材料
焼き鳥缶(たれ味)…1缶
たまご…1個
玉ねぎ…1/4(50g)
あれば刻みのりや青ねぎ・適量
・作り方
(1)ポリ袋に卵を割り入れ、手で袋をもみ混ぜておく。
(2)(1)の中に玉ねぎをスライサーで薄切りにしたもの、焼き鳥缶の中身を入れ、袋の口をしばる。
(3)沸騰したお湯に入れ、弱火で約20分間加熱する。袋を開け、ご飯の上に盛り付ける。
問合せ:健康づくり推進課
■家庭で地域で防災対策を
◇マグニチュードって何?
おうじちゃま:ちはやー!日本は地震が多い国でしゅけど、ニュースでよく見る「マグニチュード」って何でしゅか?
ちはや姫:地震そのものの大きさを表すものよ。ちなみに、「震度」は、その場所の揺れの大きさを表すものよ。
おうじちゃま:へ~。だからテレビのテロップで色々な場所の震度が表示されるんでしゅネ!
ちはや姫:そうよ。震源が近ければ、大きな揺れを感じやすいのよ。
問合せ:危機管理室
■レッツ!エコ・リサイクル
◆家庭でできる、効果的な省エネ
冬季は暖房の使用などにより、エネルギー消費量が多くなるため、過度な使用は控えるなど、暮らしの中で一人ひとりが省エネを実践することが大切です。
▽具体的な取組の例
・暖房(エアコン)は必要な時だけつける(使用時間を1時間/日短縮した場合)
ひと冬の削減量[電気…40.73kWh CO2…19.9kg]→ 約1,260円節約
・こたつ布団に、上掛と敷布団をあわせて使用する(5時間/日使用した場合)
ひと冬の削減量[電気…32.48kWh CO2…15.9kg]→ 約1,010円節約
・洗濯のときは、自然乾燥を併用する(2日に1回行った場合)
自然乾燥8時間後に乾燥機使用の場合と乾燥機のみの場合を比較
年間削減量[電気…394.57kWh CO2…192.6kg]→ 約12,230円節約
出典:資源エネルギー庁 無理のない省エネ節約
エネルギー庁ホームページ
※二次元コードは本紙参照
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※二次元コードは本紙参照
問合せ:環境企画課