くらし 米軍人の基地外での小銃携行歩行について

米軍人の基地外での小銃携行歩行について、防衛局に対し厳重に抗議し事実確認と再発防止策を求める

■新司令官「地域の安全・安心の確保に努める」
防衛局は10月1日、9月16日から米陸軍経ケ岬通信所で実施されていた米豪軍共同訓練に参加していた米軍人が、小銃を携行して国道178号を歩行していたことについて市からの厳重抗議と再発防止策の求めに応じ、近畿中部防衛局の丸山幹夫(まるやまみきお)局長が来庁して回答しました。
訓練に参加していた米陸軍の軍人4~5人が、訓練外で実弾の入っていない小銃を所持したまま、航空自衛隊経ケ岬分屯基地正門から米陸軍経ケ岬通信所正門へ移動。これを目撃した経ケ岬通信所の米軍人が、陸上自衛隊に情報提供を行ったと説明しました。丸山局長は、米軍および陸上自衛隊と緊密に連携を図るとともに、再発防止策として外部から訓練に参加する軍人にも周知徹底することを米軍に申し入れたと話し、米軍からは、全ての軍人に対し行動には細心の注意を払うよう厳重に周知徹底する旨の回答があったと述べました。
また、10月2日には、米陸軍経ケ岬通信所の新司令官ジョシュア・クルーズ大尉が着任のあいさつに峰山庁舎を訪れました。新司令官に対し中山市長は、同じ地域に住む生活者として信頼の構築に努めていただいていることへの感謝とともに、基地外での小銃携行について、今後このようなことが無いよう要請。司令官からは、今後このようなことがないようにするとともに、地域の安全・安心の確保に努めると応じました。

問合せ:基地対策室
【電話】0772-69-0012