- 発行日 :
 - 自治体名 : 京都府京丹後市
 - 広報紙名 : 広報京丹後 2025年11月号(第260号)
 
■議会審議結果 論点・論点の主なポイント
事務局において現時点で総括的にまとめたものであり、今後具体的に改めて整理する予定です。
(1)財政的な持続可能性への懸念
・将来の市民の資産となる施設への計画的な先行投資であり、不健全な借金ではない
・イニシャルコスト・ランニングコストが高額で将来負担が増える
・財政健全化指標には余裕がある
・現状の財政健全化指標に余裕があると思えない
・他の施設の統合などについても併せて議論すべき
・生活基盤整備や修繕、長寿命化等の事業を優先すべき
・中期展望以降の大型事業(クリーンセンターなど)の費用が見えない
(2)市民への説明・合意形成の不足
・答申やアンケート、都市拠点構想などで一定市民のニーズは取り込まれており、合意形成も図られている
・事業自体の認知度が低く周知不足であるとともに、市民や議会への説明が不足している
・用地取得の可能性、過疎債の活用を鑑みると今が最善
・基本計画変更に際しての説明と合意形成が不足している
(3)立地・規模・機能の妥当性への疑問
・商業施設と隣接することで地域経済の活性化に寄与する
・一極集中が加速し地域間格差が拡大する。均衡ある発展に反する。地域拠点整備とバランスをとるべき
・整備場所は都市拠点の中に必ずしもこだわらなくていい
・子育て支援機能、図書館機能は人口減少対策として重要
・高齢者利用や市民ホール機能が欠如している
(4)整備手法・運営手法について
・複合施設として新たに整備することが効果的であり、他市事例からも明らか
・既存施設の活用や分散整備といった可能性から検討すべき
・時代の流れによりニーズや状況も変化するため、中期的な施設整備や段階的整備も検討すべき
・図書館を指定管理により運営することに不安がある
問合せ:都市・地域拠点整備推進室
【電話】0772-69-0530
