- 発行日 :
- 自治体名 : 京都府久御山町
- 広報紙名 : まちの総合情報紙 広報くみやま 令和7年5月1日号 No.1166
町では、令和7年3月に「久御山町こども計画」を策定し、全国一番の子育て環境のまちづくりへ向け、取り組みを進めています。この計画は、久御山町のこども施策を全体的に、そして統一的に推進するものです。
▽こどもをまんなかに
「こどもまんなかみんなの声が響くくみやま」を基本理念とし、行政・家庭・地域・事業所がこどもを真ん中に集まり、わいわいと会話するようなまちになることをめざしています。
▽キックオフイベント
3月1日、御牧小学校で「みまきっこまんなか応援村」のキックオフイベントを開催しました。
このイベントは、応援村の周知と地域で子育てをする基盤づくりのスタートとして実施されたもので、NPO法人ひと・まち・ジャンクションと、みまきっこまんなか応援サポーターの皆さんが企画と運営を行いました。
当日は、御牧校区や他の校区からの参加もあり、約350人が来どの軽食コーナーをはじめ、エア遊具や射的などの遊びコーナーが登場しました。特定の人とハイタッチをしたり、ジャンケンをしたり、英語で会話することで「みまき通貨」がゲットでき、この通貨で飲食やゲームが可能に。自然と子どもや地域の人たちが交流できる仕掛けになっていました。
来場した子どもたちのパワーに運営側の大人たちも生き生きと輝き、こどもをまんなかに笑顔が溢れるイベントとなりました。
◇こんなことを進めていきます
[1]「こどもまんなか」まちづくり
こども計画策定にあたり実施したアンケート結果から、久御山町ではお父さん・お母さんの家にいる時間が減り、家のことや子育てにかけられる時間が減っていることがわかりました。
そこで、家族以外の大人が子育てを手伝ったり、子どもを温かく見守るようなまちをめざし、そのモデルとして「みまきっこまんなか応援村」を御牧地域につくります。
~なぜ御牧地域に?~
農村地帯である御牧地域の豊かな地域資源を生かし、「子育てにやさしいまちづくり」のモデルをつくります。
今後、御牧地域での取り組みを町全体に広げていきたいと考えています。
[2]困難を抱える家庭への早期支援
家庭の経済状況などに関わらず、いつでも元気で幸せに暮らせて、将来の夢や目標を持つことができる明るい生き方ができるよう、こどもの教育や家庭のサポートをしていきます。
家族が忙しかったり、暮らしが厳しい家庭を早い段階でサポートできるよう、こども園・学校・行政が連携できる仕組みをつくります。
[3]産前産後の支援充実
出産前の妊婦さんや赤ちゃんを産んだばかりのお母さんが、楽しく子育てができるよう、お母さんの孤立化を防止します。
保健師の家庭訪問や子育て支援センターでお母さんたちが集まる機会を増やし、ひとりで悩んだり、困ったりするお母さんをサポートします。
問合せ:子育て支援課