子育て はぐくみ♡コラム(2)

■不妊治療
日本では、妊娠を望む健康な男女が、避妊をしないで性交していたにもかかわらず、1年間妊娠しない場合を、「不妊症」といいます。
女性に排卵がなかったり、子宮内膜症を合併していたり、男性の造精機能障害(精子量や精子運動率などの異常)によって、妊娠しにくいことが分かっています。年齢が上がると男女ともに妊娠しづらくなるので、1年を待たず、原因を調べ、治療を開始した方が良いときもあります。
厚生労働省発行の「不妊治療と仕事との両立サポートハンドブック」によると、不妊の検査や治療を受けたことがある夫婦の数は「約4・4組に1組」となっています。また、日本で2021年に体外受精で生まれた赤ちゃんは、約12人に1人です。
不妊治療は、2022年4月から、保険適用も開始されています。久御山町では、「子どもが欲しいけどなかなかできない人」の背中を後押しするために、不妊治療の助成事業も行っていますのでホームページなどをご覧ください。

問合せ:子育て支援課