くらし 医療費の節約にご協力ください

国民健康保険では、加入者の高齢化や医療技術の高度化により、一人あたりの医療費が増加しています。医療費の増加は国保財政を圧迫し、財源となる国保税の引き上げによる、加入者負担の増加を招きます。医療費の節約にご協力ください。

▽かかりつけ医をもちましょう
日頃の状態を知っている、「かかりつけ医」は、ちょっとした体調の変化にも気づきやすいため、「かかりつけ医」を決めて受診しましょう。

▽重複受診はやめましょう
同じ症状または病気で複数の医療機関を受診すると医療費が増えるだけでなく、同じ検査や投薬により身体に悪影響を与える心配があります。治療に不安があるときは、医師に相談しましょう。

▽ジェネリック医薬品を利用しましょう
ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは、新薬(先発医薬品)の特許期間が過ぎた後に新薬と同じ有効成分で製造した薬のことです。新薬に比べて開発費が安く抑えられるため、安価に製造できます。医師や薬剤師に相談しましょう。

▽定期的に健康診査を受けましょう
心臓病や脳卒中の発症につながる生活習慣病の多くは自覚症状がなく進行し、悪化して初めて症状が現れます。健診結果でその予兆が見え始めたときには生活習慣の見直しをすることが大切です。自分自身の体の状態を知るため、年に1度は健康診査を受けましょう。

▽セルフメディケーションを心がけましょう
WHOでは、セルフメディケーションを、「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当すること」と定義しています。日頃から自分の健康状態や生活習慣をチェックし、ちょっとした体調不良の際に、市販薬などを上手に使って自分自身で健康の維持や病気の予防に努めましょう。

問合せ:国保健康課