健康 健康通信

■結核は昔の病気ではありません!!
9月24日~9月30日は結核予防週間です。

◇結核って昔の病気だと思っていませんか?
結核は今もわたしたちのすぐそばにある病気です。大阪市は全国や大阪府と比較して結核罹患率(1年間に結核を発病した人が10万人あたりでどのくらいいたか)が高いです。あなたの周りにも、まだ気づいていないだけで結核にかかっている人がいるかもしれません。

結核罹患率(2023年)
全国:8.1
大阪府:13.1
大阪市:18.3

◇意外と身近にいる!?
結核は咳やくしゃみで飛び散る飛沫感染だけでなく、密閉された室内等で身近に漂っている空気を吸い込んで感染する空気感染をすることもあります。周りの人で次のような症状の方はいませんか?
・2週間以上咳・痰が続く
・熱が続く
・体がだるい
・食欲がない(体重が減る)

◇健診で早期発見を!
結核は早期発見・早期治療で治る病気です。大阪市でも毎年感染が確認される結核患者さんのうち、5~10%は健診で発見されています。区役所では月1回無料で結核健診を実施しています。(対象:学校や職場で健診を受ける機会のない15歳以上の方)
「自分は元気だから大丈夫」と思わずに年に1度は健康診断を受けましょう。

問合せ:保健福祉課(地域保健活動)
【電話】6576-9968