- 発行日 :
- 自治体名 : 大阪府大阪市浪速区
- 広報紙名 : 広報なにわ 令和7年9月号
■浪速区は結核が多い!?
~結核は過去の感染症ではありません~
9月24日から30日は「結核予防週間」です。大阪市では年間約500人の方が新たに結核にかかっています。これは全国で最も多く、浪速区は市内でも結核にかかる人の割合が高い地域となっています。皆さんにも結核に対する正しい知識と予防意識をもっていただき、結核の発生予防、まん延防止に一緒に取り組みましょう!
◇結核ってどんな病気?
結核は、結核菌によって主に肺に炎症が起きる病気です。風邪のような症状で始まることが多いですが、必ずしもせきやたんが出るとは限りません。発見が遅れると、周囲の人へ感染が広がったり、入院して治療しなければなりません。せき、たん、発熱、体がだるい、胸が痛い、寝汗をかく、食欲がない、体重が減った…。このような症状が2週間以上続く場合には、すぐに医療機関を受診しましょう。
◇年に1回は結核健診を受けましょう!
大阪市の区役所では、学校や職場で健診の機会がない15歳以上の方々に、胸部エックス線撮影による結核健診を毎月行っています。ぜひご利用ください。(予約不要、無料!)
問合せ:区役所 保健福祉課(保健)
【電話】6647-9882【FAX】6644-1937