- 発行日 :
- 自治体名 : 大阪府大阪市淀川区
- 広報紙名 : よどマガ! 令和7年7月号
◆子どもと笑顔でかかわるために
毎月連載コラムのハッピー子育てカフェが拡大版で巻頭に登場!
今回は子育て支援室でよく聞かれるお悩みをペアレント・トレーニング理論で解決!お悩みを減らして、親も子もハッピー!
◆叱ってばっかりになっちゃう…
質問:気にいらないことがあると、すぐに物を投げます。だめと言っても、やめません。
回答:代わりに言ってあげたらいいんだよ
気持ちを言葉に出来ず、物にあたっているんだよ。「〇〇だったんだね」と代弁してあげて。気持ちを言えるようになればそういった行動は減ってくるよ。
質問:他の子と比べて、子どもの出来ないことばかりに目がいき、うちの子あかんって思ってしまう。
回答:ギリギリセーフでいいんだよ!
親は出来ていないとこばかりに目がいくんだよね。苦手はギリギリセーフでいいんです。苦手なことは一番ゆっくり育つ。誰かの得意と比べなくてもいいよ!
◆意識したい「ほめる」の循環(サイクル)
肯定的にほめることで、子どもはより好ましい行動をくり返すようになり、親子関係が良好に♪
◇失敗や叱られる経験が多いと…
好ましくない行動 → 叱責 失敗 → 自己評価の低下/自信喪失ことばや態度に敏感に → 反抗/投げやりな態度 → 好ましくない行動
自己肯定感が育めない
◇ほめられたり、成功体験が積めていけると…
ほめられる → 子どもの自信意欲向上 → 良い行動 増 → 困った行動 減 → ほめられる
自己肯定感が育まれる
藤川典子さん
ペアレント・トレーニング講師、言語聴覚士・子どもの発達相談室あおいとり室長
「結果より、そこに向かう姿勢や努力といった過程を認める言葉を心がけよう!」
◆コツをつかんで子育てを楽しんじゃお♪ ペアレント・トレーニング講座
子どもの行動に着目し、より良い関わり方を学ぶことで、保護者のストレス軽減や子どもの行動改善を目的とする保護者向けのプログラムです。
日時:9月11日、9月25日、10月9日、10月23日、11月13日、11月27日、12月11日、2月12日 いずれも木 10:00〜12:00 全8回
場所:区役所 会議室
対象:以下の2点とも該当する方
・区内在住でお子さん(就学後~小学校低学年)の発達の偏りが気になる方
・全日程の参加可能な方
定員:10名
応募期間:7月7日(月)~31日(木) 電話もしくは行政オンライン(本紙2次元コード参照)にて
問合せ:保健福祉課(こども教育)2階23番
【電話】6308-9939