- 発行日 :
- 自治体名 : 大阪府大阪市住之江区
- 広報紙名 : 住之江区広報紙「さざんか」 令和7年6月号
■ミャクミャク(脈々)とつながる地域の活動☓SDGs
~だれもが住みたい、住みつづけたいまちをめざして~
今回紹介するのは、さざんか加賀屋協議会の「防災訓練andクリーンアップデイ」です!
◆防災訓練andクリーンアップデイ
加賀屋地域では、毎年11月に加賀屋小学校で、全児童と一般の参加者による防災訓練を実施しています。
訓練当日は、総務·情報部、消火·避難誘導部、管理部、救護部、食料部、物資部から成る加賀屋地域防災訓練災害対策本部を設置し、まず、津波などからの安全を確保できる建物の上層階(校舎の3階)へ避難する垂直避難訓練から始まり、次に、運動場に集まって開会式を行います。
その後、住之江消防署の協力の下、運動場で煙体験テントや起震車体験、消火体験を行い、体育館では、心肺蘇生訓練や応急処置手当訓練、新聞紙でスリッパの作成などを行います。また、消防車の展示なども行っています。
昨年は、児童の他に地域から約100名の方々にご参加いただきました。
訓練が終了した後は、「クリーンアップデイ」として、一般参加者の皆さんにごみ袋と軍手、火ばさみを配布し、帰宅しながら、周辺のごみ拾いにご協力いただいています。
◆地域の想い
加賀屋地域では、かなり以前から地域と小学校の全児童との合同防災訓練を続けてきました。コロナ前までは、5・6年生の高学年の児童が災害対策本部の一員となり、大人と一緒に本部の連絡活動の補助をしてくれていましたが、最近では避難所の全般的な理解を深めてもらえる様に各部署を見学してもらい、一般参加の皆さんとは別にそれぞれの訓練に参加してもらっています。
災害対策本部の食料部では、保存食のアルファ化米の炊出しを行い、物資部では校舎3階に保管している備蓄品の点検や確認、また消火班や救護班などの分担を決めて訓練を充実させています。
避難者としてご参加いただいている地域の皆さんも小学校に来られることはめったにないと思います。この訓練を通じて、普段なかなか経験できない体験から防災への学びを深めていただけることができれば、私たちとしても非常に心強く感じます。
災害に立ち向かっていくには、自助・共助・公助が大切です。災害が発生した時に、自助によって助かった命を、頼れる安心な公助につなぐ役目が共助である町会・地域です。これまでに減額されてきた地域の活動費である地域活動協議会補助金を拡充することで加賀屋地域の共助が充実し、地域全体の活性化にもつながると思います。
今後も若い世代の方々にも積極的にご参加いただきながら、内容を工夫してこの活動を続けていきたいと思います。
◇活動に関するお問合せ
北加賀屋東部福祉会館
【電話】06-6686-6968(月曜〜金曜 10:00〜16:00)
◆町会・自治会に加入しましょう!
子育てやこどもの登下校の見守り、地域のイベント、災害時の助け合いなど、ふだんの暮らしの中の悩みや疑問の解決のために町会・自治会が頼りになります。
HPはこちら
【URL】https://www.city.osaka.lg.jp/suminoe/page/0000556477.html
◇加入のお問合せ
住之江区地域振興会事務局
【電話】070-2300-4902(火曜・木曜 10:00〜16:00)
Google Formsからもお問合せできます。
Google Forms
【URL】https://docs.google.com/forms/d/1DodTAOo8mwfOR_wjRa3UiRHN2e4zTHPy6R6sRu586NA/edit
◆地域活動協議会の活動の情報はこちらから!
住之江区まちづくりセンターHP
【URL】https://machicen-keg.com/suminoe/local/
すみのえ情報局
【URL】https://pc.tamemap.net/2712501/notice/679?locale=ja&shortcut_id=355
◆「防災訓練andクリーンアップデイ」×SDGs
目標1 貧困をなくそう
目標9 産業と技術革新の基盤をつくろう
目標11 住み続けられるまちづくりを
目標12 つくる責任つかう責任
目標13 気候変動に具体的な対策を
目標14 海の豊かさを守ろう
目標17 パートナーシップで目標を達成しよう
問合せ:区協働まちづくり課(地域活動協議会担当)窓口43番
【電話】06-6682-9734