くらし 地震がきたら、どうする?慌てないためのヒント

令和6年能登半島地震や、昨年に本市が津波注意報の対象地域となったカムチャツカ半島付近を震源とする地震など、国内外で大きな地震の発生が続いています。今一度、地震が発生した際の避難行動を確認しましょう。

■堺市で大きな被害が想定される地震
・南海トラフ巨大地震
・上町断層帯地震
どちらの地震も震度6弱以上が予想され、木造住宅などは倒壊の恐れもあります。

▽防災マップ マスコットキャラクター「かも太」
命を守るカギは「備え」です。
自分の生活範囲の状況を事前に確認しておきましょう。
住まいの耐震化などの補助制度を広報紙P.12で紹介しています。

■緊急地震速報
◎地震発生
《1~3分》
揺れが収まったら家族で声を掛け合い、お互いの安全を確認する

◇火の元の確認

◇靴を履く
・ガラスの破片などから足を守る

◇出口を確保

《3~10分》
大きな地震の後には、引き続き揺れが発生する可能性があるので、情報を収集する

◇正しい情報を確認
・テレビ
・ラジオ
・ウェブ
・大阪防災アプリ

◇緊急速報メール
・避難指示の発令など、市内に存在する携帯電話に一斉送信します。

《10分~数時間》
家屋倒壊の危機などがあれば避難する

◇近所の安否確認

◇地域で協力
・救急、援護、初期消火

◇避難する前に確認
・ガスの元栓を閉める
・電気のブレーカーを切る

◎津波の危険がある地域にいたら、できる限り海や川から離れる
南海トラフ巨大地震が発生した場合、およそ100分後に約1mの津波の到達が予想されています。

津波は、がれきなどが一緒に流れてくるので、浅い浸水でも危険!

◇水平避難
JR阪和線を目標に、東側の高い場所に徒歩で避難する。

◇垂直避難
遠くまで避難できない場合は、近くの津波避難ビルなど丈夫で高い建物の3階以上へ移動する。

◇津波避難ビルとは
津波発生時に高台に避難できない場合に、一時的に避難できます。

※詳細は、広報紙P.8をご覧ください。

■地震発生時、どこにいるか分かりません。
もしもに備えて想像してみよう!

◇家でテレビを見ていたら
倒れそうな家具の近くや電灯の真下などから離れましょう。

◇買い物中なら
買い物カゴやカバンで頭を守り、店の方の指示に従いましょう。

◇車の運転中なら
道路の左に寄せて止め、緊急車両が通行する際に移動できるよう、ドアはロックせずにキーを車内に置いて避難しましょう。

◇寝ていたら
布団や枕で頭を守り、家具が倒れてこない安全な場所で低い姿勢をとりましょう。

◇仕事・授業中なら
本棚やロッカーが倒れたり、窓ガラスが割れたりするので、机の下に隠れましょう。

◇電車に乗っていたら
つり革や手すりにつかまり、揺れや急停車に備えましょう。

◇ビル街を歩いていたら
ガラスの破片や看板などの落下物に注意しながら、近くの安全な場所に避難しましょう。

◇住宅街を歩いていたら
ブロック塀・門柱の倒壊、ガラス・瓦の落下、切れた電線などに注意しましょう。

◇エレベーターの中にいたら
すぐに全ての階のボタンを押しましょう。閉じ込められた場合は、非常用連絡ボタンで通報してください。

問合せ:危機管理室
【電話】228-7605
【FAX】222-7339