子育て (特集1)子育てしやすさNO.1へ 4月1日に児童相談所を開所します

市の児童虐待相談対応件数は、全国的な傾向と同様に増加傾向にあります。このような状況に対応するため、市は府内の中核市としては初となる児童相談所を開所します。全ての子どもとその家庭に寄り添い、家庭だけで子どもを育てるのではなく、社会全体で子どもを見守り育てる仕組みをつくります。

■支援体制がより強固に!
これまで
相談
大阪府


豊中市
・府と市それぞれで虐待の相談・通告を受け付け
・府と市で個々のケースについて情報共有し、それぞれ援助方針を検討
・府が療育手帳の判定を実施

これから
相談
豊中市
児童相談所


はぐくみセンター
こども園、学校など
・市の児童相談所に虐待の相談・通告を一元化
・児童相談所とはぐくみセンターを中心とした市の関係機関で援助方針を共有し、支援を実施
・市が療育手帳の判定を実施

情報や援助方針などが市に集約されることで、より迅速で切れめない支援が可能になります!

■児童相談所って?
子どものあらゆる問題に対して、一人一人の子どもや家庭に最も適した援助や指導を行います。家庭での養育が心配な18歳未満の子どもを支援するほか、18歳を迎え、児童養護施設や里親などから離れた人の自立も支援します。

~相談から支援までの流れ~
相談・通告の受付

子どもの安全確認

調査(情報収集・子どもや家族との面接)

一時保護
診断判定
社会診断行動診断心理診断医学診断

援助方針の決定
職員が家庭を定期的に訪問するなど、子どもと家庭に寄り添い、継続して支援します。また、家庭での養育が難しい場合は、児童養護施設や里親のもとで暮らせるように支援します。

■お気軽にご相談ください
子ども本人・家族・学校の先生・地域の人など、誰でも相談できます。匿名での相談もできます。子どもに関する悩みや気になることがあれば、児童相談所にご相談ください。

◆ひとりで悩まないで
○家庭環境について
(例)
・保護者の病気や死亡などで子どもを養育できない
・親にたたかれる

○子どもの性格や行動について
(例)
・落ち着きがない
・チックがある

○子どもの非行について
(例)
・家族に暴力をふるう
・家出や万引きを繰り返す

○子どもの引きこもりや対人関係について
(例)
・家に引きこもりがち
・友達とうまく遊べない

○子どもの発育について
(例)
・言葉が遅れている
・発育で気になる点がある
・療育手帳を取得したい

■里親制度について
さまざまな事情により家庭で暮らせない子どもを迎え入れてくださる里親家庭が求められています。
関心のある方はお問い合わせください。

■豊中市児童相談所
【電話】06-6868-9230
所在地:岡上の町2丁目1番15号すこやかプラザ2階
受付時間:月曜~金曜日9時~17時15分

■児童虐待の通告・緊急相談
児童相談所虐待対応ダイヤル
【電話】189(24時間365日受け付け)
虐待の早期発見には皆さんの気付きが大切です。
「もしかして?」と思ったら、ためらわずお電話ください!