- 発行日 :
- 自治体名 : 大阪府池田市
- 広報紙名 : 広報いけだ 2025年4月号
池田市長 瀧澤 智子
暦の上では春だというのに3月でも雪が舞う日があり、市民の方とも「いつまでも寒いですね」というお話をすることが多かったですが、お健やかにお過ごしでしょうか。
3月は、ぽかぽか陽気の春を心待ちにしつつ4月からの予算を審議していただく定例会があり、市役所全体が気忙しい雰囲気です。
今年は私に与えていただいた任期の最後の年。この3年半、「次世代につなぐ共育のまち」を意識した取り組みをする中、7年度は「だれもが住みやすいまち池田の実現」と「人口減少社会に対応する持続可能な地域づくりの推進」をテーマに予算編成をしました。編成に当たっては「市民と市長の懇談会」や日頃からの市民の皆さんとの関わりの中でいただいたご意見やヒントを得たものもあり、市長として必要な取り組みであると判断しました。7年度の重点的な取り組みは次の事業です。
・18歳以下のなんでも相談窓口の設置
・多胎妊産婦と多胎家庭への支援
・学校給食費の無償化(上半期)
・プレコンセプションケア(性を学ぶ機会の創出)
・五月山エリアに官民連携によるカフェ・レストランの誘致
・五月山動物園のリニューアル工事
・新たなウォンバットの受け入れ
・自転車用ヘルメットの購入費用の補助
・「2025年大阪・関西万博」に呼応した観光促進
いよいよ「2025年大阪・関西万博」が開幕し、8月の「万博こども音楽会」に呉服小学校と石橋小学校の吹奏楽部の皆さんが出演されます。また、1970年の大阪万博の開会式に当時の呉服小学校吹奏楽部の皆さんが出演されており、その歴史を受け継ぎ、呉服小学校吹奏楽部の皆さんが万博会場でオープニングを飾ります。55年という時を経て、いのち、文化、歴史がつながる様子は世界中の人たちの心に響き、感動を与えてくれると信じています。まさに「いのち輝く未来社会のデザイン」という万博のテーマに合致するのではないでしょうか。
春から新生活、新環境という方も多いと思います。皆さんの未来が輝きますよう願っております!