- 発行日 :
- 自治体名 : 大阪府泉大津市
- 広報紙名 : 広報いずみおおつ 令和7年8月号
人間が人間らしく生きるために、すべての人が等しく持っている権利、「人権」について考えるコラムです。
■地域の子どもの人権を守り、安心して暮らせるまちをめざして
子どもたちが健やかに成長し、安心して暮らせるまちづくりには、自治体だけでなく、地域全体が力を合わせて取り組むことが不可欠です。地域の子どもたちは、そのまちで生まれ育ち、将来を担う重要な存在です。子どもたちが安心安全で快適な環境で育つことで、地域全体が活気に満ち、豊かな社会が築かれていきます。
そのためには、地域の大人たちが「子どもたちを育てる責任」を自覚し、地域住民全体でその責任を共有する意識を持つことが必要です。子どもたちが安心して遊び、学び、成長できる環境をつくるためには、地域の大人たちが協力し合い、子どもたちを見守ることが欠かせません。私たち一人ひとりが子どもたちの安全を考え、声をかけ合い、支え合うことで、地域全体が子どもたちを包み込む、温かいコミュニティが形成されます。
また、子どもたち自身がまちづくりに参加し、地域の一員としての誇りを持つことも重要です。子どもたちが自分の意見やアイデアを発信し、地域の発展に寄与することで、自己肯定感や責任感が育まれていきます。地域にとっても子どもたちの視点を取り入れたまちづくりを進めていくことによって、さらなる活性化が期待できます。
さらに、防犯パトロールや登下校時見守り活動、こども110番運動など、犯罪から子どもたちを守る活動も重要です。
これらの活動は、子どもの命と尊厳を守るために欠かせないものです。子どもたちが安心して過ごし、夢を抱いて歩むことができるまちを実現するために、地域の連携と協力がより一層求められます。
そして、これらの全ての取り組みを進めるうえで、「子どもの人権を守る」という視点は欠かせません。子どもは、「守られるべき存在」であると同時に、「権利を持った主体」でもあるという視点を持つことが重要です。子どもの話に耳を傾ける、安心して過ごせる場所をつくるなど、それら一つひとつが、子どもの人権を守る行動につながります。子どもの人権が守られる地域は、誰もが安心して暮らせる社会につながります。地域全体で子どもたちを支え合い、安心して暮らせる地域づくりをめざしましょう。