- 発行日 :
- 自治体名 : 大阪府泉大津市
- 広報紙名 : 広報いずみおおつ 令和7年9月号
認知症高齢者は、高齢化の進展により、2050年には586万6,000人、有病率は15.1%に達すると推計されており、今後、認知症の人は増え続ける見込みです。生活習慣を見直して、予防活動をはじめましょう。
■日常生活でできる認知症予防
○運動
週3回以上、30分以上運動をしましょう。歩くことや、計算やしりとりなどをしながらの運動は認知症の予防に有効です。
○食事
生活習慣病を予防する食事を心掛けましょう。
野菜や魚、発酵食品(大豆製品、ヨーグルト)を積極的にとり、塩分や糖分を控えましょう。
○ストレス
「認知症になるのが心配」と思っていると認知症のリスクが高まります。毎日楽しいことを見つけて前向きな生活を送りましょう。
○交流、生きがい趣味を持つこと
人との関わりや趣味、生きがいを持つことも大切です。社会の中で役割を持つことが認知症予防につながります。
■認知症に関する事業を実施しています
(1)新事業「みまもりあい事業」がはじまります!
本市では、認知症などで行方不明のおそれがある人を地域で見守りあう事業の協力者を募集しています。
スマートフォンの捜索アプリ「みまもりあいアプリ」を活用し、捜査協力の輪を広げ、誰かの大切な家族を守る活動に参加しませんか。協力者になるためには、無料のみまもりあいアプリをダウンロードするだけです!
※アプリのダウンロードや利用時にかかる通信料は本人負担です。
認知症などで行方不明のおそれがある人の登録も受付中です。詳しくは高齢介護課にお問い合わせください。
(2)もの忘れ検診(年に1回無料)
対象:65歳以上の市民
認知症の早期発見と早期対応を進めるため、もの忘れ検診を無料で実施しています。
(3)高齢者等補聴器購入費助成
対象:50歳以上の市民
難聴によるコミュニケーション能力の低下や閉じこもりを予防し、積極的な社会参加および地域交流を促進することにより、認知症を予防し、健康寿命を延ばすために、補聴器購入費の一部を助成しています。
■パネル展示
認知症月間に伴い、認知症について展示を行います。この機会にぜひ、認知症の知識を深めましょう。
日時:9月8日(月)~19日(金)
場所:市役所1階
問合せ:高齢介護課