- 発行日 :
- 自治体名 : 大阪府貝塚市
- 広報紙名 : 広報かいづか 令和7年12月号
■「誰か」のことじゃない。12月4日~10日人権週間
貝塚市人権啓発推進委員協議会(人権協)は、市民一人ひとりの人権意識の確立と高揚を図ることを目的に設立し、人権尊重のまちづくりを進める啓発活動を行っています。さまざまな啓発活動を通じて、人権尊重の輪をますます広げている人権協の活動についてご紹介します。
◯憲法週問市民のつどい(5月)・人権を守る市民のつどい(12月)
《憲法週間・人権週間に開催される市民のつどいで人権の大切さをお伝えしています》
5月の「憲法週間市民のつどい」では千房株式会社代表取締役社長の中井貫二様をお招きし「受刑者の改善更生に向けた面接、講話活動」といった再犯防止に取り組まれていることについてご講演いただきました。
12月の「人権を守る市民のつどい」では読売テレビ放送特別解説委員の高岡達之様をお招きし「ニュースの裏側から見た人権問題」についてご講演いただきます。
◎憲法週間市民のつどいで、人権協会長から参加者に向けて主催者あいさつを行いました。
◎人権協の委員が人権擁護委員さんとともに講演会の運営を支えました。
《講演会参加者の声 中井貫二様「未来が変われば、過去も変わる!再犯防止にかける想い」》
・さまざまな境遇の方々に対し手をさしのべ、社会復帰に尽力されているお話に感銘を受けました。再犯防止を切に願います。
・一般家庭の問題にもつながっていると思いました。感謝し、互いにリスペクトすることが大切だと思いました。
・人は過ちを犯しても、社会が受け入れ、支えることで新たな人生を歩めるという事実に希望を感じました。
・「他人と過去は変えられない、自分と未来は変えられる」という言葉に感銘を受けました。
◯人権研修会(7月)
推進委員の研修会(フィールドワーク)を開催しています。
現地で実際に見て、聴いて、感じて、多くの学びを得ることができる貴重な機会です。
◎皆さん熱心にガイドさんの説明を聴きました。発生の予知ができない災害に対して、人権の視点に立ちどのように備え、どのように向き合うべきなのかを改めて考える良い機会となりました。
南海トラフ地震の心配も高まる中、今年は災害に対する正しい知識を身につけ、防災と人権について考えるため「人と防災未来センター」へ行きました。
◎土曜日開催にすることで、今年は仕事を持っている方も参加できました。バスの中では事前学習を行って現地に向かいました。
◯合同研修会(10月)
世界人権宣言貝塚連絡会の加盟団体として研修会に参加しています。合同研修会は、市内の他団体の方と交流し人権についてともに学んでいます。
◯人権週間街頭啓発(12月)
南海貝塚駅・JR東貝塚駅では早朝の通勤・通学の方を対象に、イオン貝塚店では夕方の買い物中の方を対象に、人権の大切さを呼びかけています。
◎人権協の委員が直接市民の皆さんにお伝えしています。
問合せ先:貝塚市人権啓発推進委員協議会事務局(人権政策課内)
【電話】072-433-7160
