- 発行日 :
- 自治体名 : 大阪府守口市
- 広報紙名 : 広報もりぐち 令和7年6月号 No.1545
■ウイルス感染を装ったサポート詐欺に注意!
◆事例
パソコンでネット検索中に突然「ウイルス感染」と有名なソフトウエアの会社名で警告表示が出た。驚いて画面上に表示されたサポート窓口に電話をした。遠隔操作でパソコン内部を調べた業者は「ウイルスに感染している。ウイルス駆除のサポート契約が必要だ。利用中のネットバンキングの口座もウイルス感染の恐れがある。当社で一旦あなたの口座預金を全額預かり、ウイルスを削除して返金する」と言った。信用してよいか。
◆アドバイス
有名企業の名前をかたり偽の警告表示を出して、案内窓口に電話をかけさせ、サポート料をだまし取る詐欺です。プリペイド型電子マネーカードで払わせる手口の他、最近はネットバンキングの預金をだまし取る手口が増加しています。
▽突然警告画面や警告音が出てもあわてない。
警告画面や警告音は偽物で、実際にはウイルスに感染していません。表示されたら画面を閉じましょう。
画面に「×」ボタンが無くて閉じられない場合はこちら➡※二次元コードは本紙参照
(独)情報処理推進機構ウェブサイトより
▽画面に表示された連絡先に絶対に電話をしない。
▽遠隔操作に応じない。
・詐欺業者の指示で遠隔操作ソフトをパソコンに入れて承諾すると、パソコン内の情報が知られて遠隔操作をされます。
・スマホにも遠隔操作アプリを入れさせられて、ネットバンキングへのログイン用の二段階認証の暗証番号をだまし取られた事例もあります。
・サポート料金の振込金額が勝手に操作されて高額になっていたり、預金の全額を引き出されたりする被害もあります。
・遠隔操作ソフトの削除方法は(独)情報処理推進機構やパソコンメーカーなどに相談しましょう。
▽サポート費用を請求されても払わない。
支払ってしまうと取り戻しは困難です。
不正送金などに気付いたら、すぐに金融機関に連絡して取引を止めましょう。
▽自分で判断せず、まずは周りの人や消費生活センターに相談しましょう。
問合せ:
消費生活センター相談専用電話【電話】06-6998-3600(平日 9:00~16:30)
消費者ホットライン【電話】局番無し188(土・日、祝日 10:00~16:00)