くらし 人権について考えてみませんか

■12月4日〜10日は人権週間
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人権の尊重が平和を守ることと密接な関係にあり、差別を撤廃し人権を確立することが恒久平和につながるとの考えから、昭和23年12月10日に国連で「世界人権宣言」が採択されました。その12月10日を最終日とする12月4日〜10日が「人権週間」と定められています。
この機会に、お互いを尊重しながら共に生きる社会を実現するため、改めて人権について考えてみませんか。

◇12月4日(木)8時〜、市内の一部の駅で街頭啓発を行います
・人権擁護委員による人権相談
相談できる場所があります
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身の周りで起こった人権問題について、人権擁護委員が相談に応じます。
日時:毎月原則第1・3水曜日 14時30分〜16時30分(1人1時間、予約制)
場所:市役所本館10階市民相談室
対象:市内在住・在勤・在学者

■12月10日〜16日は北朝鮮人権侵害問題啓発週間
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北朝鮮当局による人権侵害問題に関する国民の関心と認識を深めるため、政府は12月10日〜16日の1週間を「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」と定めています。本市でも北朝鮮当局による拉致問題の解決、被害者の救出に少しでも寄与できるよう、市民の関心と認識を深めるため、啓発活動を進めています。

◇北朝鮮人権侵害問題(拉致問題)の経過
1970年ごろから80年ごろにかけて、北朝鮮当局による日本人の拉致が多発しました。
2002(平成14)年9月に北朝鮮当局が日本人拉致を認め、謝罪と再発の防止を約束し、同年10月には5人が24年ぶりに帰国することができました。
しかし、ほかの被害者は未だに帰国していません。特定失踪者(拉致の可能性を完全には排除できない人)が多くいます。
政府は、安否不明の拉致被害者はすべて生存しているとの前提に立ち、北朝鮮側に対し、すべての被害者の安全確保および即時帰国、真相究明ならびに拉致実行犯の引渡しを強く要求しています。
また、すべての拉致被害者の一日も早い帰国を実現するべく、総力を挙げて最大限の努力を尽くすとしています。

◇拉致問題は「国家」の犯罪
拉致問題は北朝鮮という国家による犯罪であり、責任は在日韓国・朝鮮人や北朝鮮の一般の国民ではなく国家にあります。
拉致問題について考える際は、外国人の人権への配慮が必要です。

◇拉致問題に改めて関心・情報提供を
すべての拉致被害者の一刻も早い帰国を願い、「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」を一つの機会として、改めてこの問題に関心と認識を深めていきましょう。
北朝鮮による拉致問題に関する情報があれば、八尾警察署(【電話】992-1234)へ連絡してください。

■「ブルーリボンライトアップ」を実施します
「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」に、拉致被害者を取り戻すためのシンボル「ブルーリボン」にちなみ、「ブルーリボンライトアップ」を実施します。
日時:12月10日(水)~16日(火)
場所:文化会館
内容:ホール内吹き抜け部分のイルミネーションを青色に点灯

問合せ:人権政策課
【電話】924-3830【FAX】924-0175