くらし 【特集】令和7年度 市政運営方針(2)

■補正予算
6月議会で成立した補正予算の中から、主な事業を紹介します。

◆安全で安心して健やかに暮らせるまち
◇災害時用備蓄物資充実事業
[拡充]
161.7万円
大阪府域救援物資対策協議会において能登地震の教訓などから配備基準が見直しされたトイレ関係物資(凝固剤および便袋)について、避難環境をより良い状況とするため、備蓄必要数の確保に向けた計画的な配備を進めます。

◇田辺旭ヶ丘線整備事業
[継続]
1億4,850万円
近鉄大阪線で分断されている田辺地区と旭ヶ丘地区を結ぶ新たな地域幹線道路を整備するため、今年度から道路橋工事を進めます。

◇ライフデザイン・結婚支援推進事業
[新規]
120万円
結婚を希望する市民へのサポートとして、出会いの場を提供するための婚活イベントやイベントなどへの参加に向けたスキルアップセミナーを開催します。

◇官民連携結婚支援事業
[新規]
80万円
結婚を希望する市民へのサポートとして、結婚支援事業者と連携し、マッチングアプリの適切な利用に係るセミナーや出会いをテーマとした相談会などを実施します。

◇女性版ゲートキーパー手帳作成事業
[新規]
9.3万円
コロナ禍において女性の自殺が増加したことから、身近な女性の変化に気付き、支援に繋げるゲートキーパーの養成に向けて、女性版ゲートキーパー手帳を作成します。

◇フレイル把握事業
[新規]
26.2万円
心身機能が低下した「フレイル」の状態を早期発見し、健康回復につなげるため、75歳以上のひとり暮らし高齢者の電気使用量から生活状況を解析し、「フレイル」状態を検知する取り組みを大阪府内自治体で初めて実施します。

◆地域資源を活かした魅力あふれるまち
◇高尾山創造の森トイレ洋式化事業
[継続]
870.1万円
来訪者の方々に快適な環境を提供するために、高尾山創造の森の入口にあるトイレ設備の洋式化を行います。

◆利便性と快適性の高い住みよいまち
◇道路反射鏡点検事業
[新規]
100万円
全国で各種インフラ設備の老朽化などによる事故が発生していることから、カーブミラーの維持管理水準の向上に向けて、車載カメラで撮影した画像データを使用したAIによる劣化診断を行います。

◇地域公共交通活性化事業
[継続]
774.4万円
令和8年度に行われる公共施設等再編整備に合わせた市内循環バス「きらめき号」の利便性向上に向けて、運行ルート再編案を策定するとともに、新たな交通体系の検討に向けた準備を行います。

◆やさしさと思いやりを育むまち
◇恩智川(法善寺)多目的遊水地上面整備事業
[継続]
1,000万円
恩智川(法善寺)多目的遊水地の上面整備に向けて、基盤整備としての造成工事、各設備の設置を始めます。

◆みんなでつくる暮らし続けられるまち
◇公共施設等予約システム導入事業
[新規]
121万円
公共施設などの利便性向上に向けて、オンラインによる貸室の状況確認、利用者登録、予約、利用料金決済が可能となる予約システムを男女共同参画センターに導入します。なお、他の公共施設についても、導入に向けた準備を進めていきます。

◆その他
◇水道料金減免事業(基本料金の2カ月分)
[新規]
5,035.1万円
エネルギー・食料品価格など物価高騰の影響を受ける生活者や事業者の支援のため、水道料金の減免を実施します。