- 発行日 :
- 自治体名 : 大阪府藤井寺市
- 広報紙名 : 広報ふじいでら 令和7年8月号
戦争の記憶を風化させず、平和を守り続けるために
8月15日は「戦没者を追悼し平和を祈念する日」です。
この日を機会に戦争について学び、平和の尊さについて考えてみませんか。
■戦後80年が経った今
第二次世界大戦が終戦を迎えて、まもなく80年が経とうとしています。この間、先人たちにより、核兵器廃絶と恒久平和の実現に向けて様々な活動がなされ、令和6年12月には、日本原水爆被害者団体協議会がノーベル平和賞を受賞されました。
年月の経過とともに、戦争を経験していない世代が増加していく中、私たちは戦争の記憶を風化させないために何が必要なのでしょうか。
■平和を守るために
戦争の映像や資料がテレビなどで流れたとき、どこか他人事のように感じてしまうかもしれません。しかし、戦争の恐ろしさや悲惨さに触れて考えることで、過去の記憶を風化させず、次の世代へ語り継いでいくことにつながります。
世界では、今も紛争やテロによって多くの尊い命が失われています。戦争は決して自分たちに関係のないことではありません。平和だからこそ成り立つ日々の尊さを、改めて見つめ直すことで、「私たちの手で平和を守っていく」という認識を深めることが大切です。
■藤井寺市の平和への取り組み
平和な社会が持続することを願い、昭和60年に平和都市宣言を行いました。平成22年には、広島市と長崎市が核兵器の廃絶を目指すために、世界の都市に呼びかけて設立された平和首長会議に加盟しました。
また、平和展を開催するなど平和文化の振興に向けた取り組みも行っています。
■原爆死没者の慰霊及び平和祈念の黙とう
戦争の犠牲となられた方々を追悼し、世界の恒久平和を祈念して黙とうをお願いいたします。
【黙とう時刻】
・広島市原爆投下時刻 8月6日(水)午前8時15分
・長崎市原爆投下時刻 8月9日(土)午前11時2分
・戦没者を追悼し平和を祈念する日 8月15日(金)正午
問合先:協働人権課人権推進担当(1階(4)番窓口)
【電話】939・1059