文化 復活を遂げた“幻の青磁”が伝統的工芸品に
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- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県
- 広報紙名 : 県民だより兵庫 2025年11月号
江戸時代後期に誕生した三田青磁は、透明感のある翡翠色と、繊細な模様が特徴です。釉薬が薄い部分は白、厚い部分は翠色に見え、光によっても色調が変化します。明治にかけて世界三大青磁の一つとして人気を集めましたが、昭和に入ると安価な陶器の普及により廃窯します。20年ほど前から再興が進み、今年8月、県の伝統的工芸品に指定されました。「三田陶芸の森。」では、作品の鑑賞や陶芸体験が可能です。ぜひ間近でその魅力を感じてください。
(三田陶芸の森。館長 伊藤瑞宝さん)
◆三田青磁の歴史と魅力を識(し)る 陶芸体験
場所:三田陶芸の森。(三田市四ツ辻720-2)
料金:絵付け2,420円、型押し3,300円、手びねり4,400円、ろくろ6,600円
申込み・問合せ:前日までにホームページ、電話で同施設へ
【電話・FAX】079-568-4340
