- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県神戸市
- 広報紙名 : 広報紙KOBE 2025年(令和7年)6月号
神戸には、未知なる魅力がまだまだ眠っています。
知られざる歴史、変わった建物、ご当地グルメ…。
とっておきのスポットを、各区の職員が交代で紹介します。
読んで面白く、行って楽しい、神戸再発見の旅に出発!
■御影公会堂
◇昭和初期が色濃く香る、モダン建築
1933年(昭和8年)、白鶴酒造7代目社長の嘉納治兵衛氏より寄付を受け、建設された御影公会堂。1945年の神戸大空襲で内部はほぼ全焼したものの外壁は残り、改修工事が行われました。1957年から26年間は市民総合結婚式場となり、延べ2万組が挙式したとか。1995年の阪神・淡路大震災では避難所になるなど、市民と深く関わりのある建物です。
住所:東灘区御影石町4-4-1
【電話】841-2281
【FAX】841-22822
◇推しポイント1 神戸らしい船モチーフのデザインに注目
丸窓や曲面の壁など、船を連想させる意匠があちこちに。館内は、丸い窓や柱、アーチ型の内部装飾などが優しい印象。吹き抜けとガラスのデザイン窓からの光が、各階で違う雰囲気を醸し出し、何時間でも居たくなるような建物です。
◇推しポイント2 伝統のデミグラスソースを堪能
地下に降りると、昭和にタイムスリップしたかのような御影公会堂食堂があります。開館当時から変わらぬ製法のデミグラスソースは絶品!オムライスとオムハヤシが人気のメニューです。
【電話】851-2959