- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県姫路市
- 広報紙名 : 広報ひめじ 2025年8月号
阪神・淡路大震災の発生から30年の節目を迎える中、災害の記憶や教訓を風化させることなく、未来へ継承していくことが課題となっています。災害は「他人事」ではありません。平時から「わが事意識」を持って備えましょう。
■冷静な行動を
大規模地震等により、公共交通機関が運行を停止した場合、姫路駅周辺で多くの帰宅困難者が発生することが予想されます。
このような事態に備え、行政や駅周辺の事業者・団体で「姫路駅周辺地域帰宅困難者対策協議会」を設立し、帰宅困難者の安全確保や支援体制等を「姫路駅周辺地域エリア防災計画」として取りまとめ、官民連携で対策を行っています。
発災直後、多くの人が一斉に帰宅を始めると、道路が大混雑し、救急・救助活動に支障を来すほか、二次災害が起こる危険性もあります。
自身や周囲の人を守るため、むやみに移動せず、安全な場所にとどまり、正確な情報を基に冷静な行動を心掛けましょう。
皆さんのご理解とご協力をお願いします。
■防災情報の入手方法
防災に関する情報を入手するには、市公式LINEアカウントがお薦めです。ここでは、ハザードマップや避難所等、さまざまな情報を気軽に確認できます。ぜひ友だち登録を。
■Jアラート試験放送
Jアラート(全国瞬時警報システム)の正常な動作を確認するため、防災行政無線の屋外スピーカーから試験放送が流れます。
日時:8月20日(水) 午前11時
内容:(チャイム音)「これは、Jアラートのテストです。(3回繰り返し)こちらは、ぼうさいひめじです。」(チャイム音)
※気象状況等により中止となる場合があります
■阪神・淡路大震災30年講演会
日時:8月31日(日) 午後1時半~3時半
場所:イーグレひめじ3階あいめっせホール
内容:
・第1部では、兵庫県立大学環境人間学部教授・木村玲欧さんが、「災害時のSNSを通じたデマとの正しい向き合い方」と題して講演します。
・第2部では、サンテレビ番組プロデューサー・井田和秀さん、社会報道部記者・藤浦彩花さん、コーディネーターとして、ひょうご震災記念21世紀研究機構部長・行司高博さんが加わり、パネルディスカッションを行います
定員:250人(応募多数の場合は抽選)
申し込み:8月22日(金)までに、電話かウェブサイトで氏名、電話番号、電子メールアドレスを危機管理室へ
ID:30263
問合せ:危機管理室
【電話】223-9594