- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県豊岡市
- 広報紙名 : 広報とよおか 2025年6月号
■早めの相談で自分らしい暮らしを続けよう
本市の地域包括支援センターでは、若年性認知症も含む認知症について相談できる「認知症相談センター」の役割を担っています。今後の生活について一緒に考え、支援していきます。
家族や身近な方に認知症の正しい理解を促し、本人が自分らしい暮らしを続けていけるよう一緒に考えます。本人に限らず、家族や近所の方からの相談にも応じます。
◇誰でも発症の可能性あり
2040年には65歳以上の3人に1人が認知症もしくはMCI(軽度認知障害)になるといわれており、誰でも認知症になる可能性があります。認知症になっても自らの工夫や周囲のサポート・心構えなどによって“自分らしく生きる”ことが可能です。
◇MCI(軽度認知障害)
日常生活に支障を来(きた)すほどではないが、軽い記憶障害や、認知症を発症する前の予備群の状態をMCIといいます。認知症と健常な状態の「中間のような状態」です。この段階で適切に対応すれば、認知症への移行を予防したり、遅らせることが可能な場合があります。
◇気になることはありませんか?
・財布や鍵など、物を置いた場所が分からなくなることがある。
・5分前に聞いた話を思い出せないことがある。
・薬の飲み忘れが目立つようになっている。
◇早めの相談や受診が大切
気になることがあれば、まず、かかりつけ医や地域包括支援センターなどに相談してください。
早期発見・早期治療することで改善可能な場合があります。
受診の方法やサービスの利用、金銭管理などの権利擁護(ようご)についても相談に応じます。
▽地域包括支援センター(認知症相談センター)一覧
※2025年4月から城崎・港地域の地域包括支援センターは豊岡市役所城崎庁舎1階へ移転しました
◆「認知症カフェ」に参加しませんか?
「認知症カフェ」は、認知症の人やその家族、医療や介護の専門職など、誰もが気軽に参加でき、安心して過ごせる「地域の居場所」です。お茶を飲みながら情報交換など、さまざまな活動をしています。
・市内の認知症カフェ(本紙二次元コードよりご覧ください)
問合せ:高年介護課地域包括支援センター
【電話】24-2409